ノモンハンの真実
- サブタイトル
- 1939‐1999
- 編著者名
- 楠 裕次 編著
- 出版者
- [楠裕次]
- 出版年月
- 1999年(平成11年)9月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 219p,図版[8]p
- ISBN
- NDC(分類)
- 210.7
- 請求記号
- 210.7/Ku93
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 参考文献・資料:p214‐215
- 昭和館デジタルアーカイブ
写真―ノモンハンの現在
はじめに
事件関係図
第一章 仮想敵国はソ連! 帝国陸軍は対ソ攻撃に的を絞っていた
不可侵条約を拒否しつづけた日本
国境紛争の激化
対ソ謀報・謀略工作の司令塔ハルビン特務機関
第二章 招かれざる客リュシコフと、挑発に乗り大火傷を負った張鼓峰事件
リシュコフ三等大将の亡命
張鼓峰事件(ハサン湖事件)
参謀本部作戦課長の考えたことは
かりそめの火蓋を切った張鼓峰事件
稲田正純の上司たち
武力行使は中止の命下る
命令無視・独断武力行使
ソ連軍の大反撃と専守防衛
張鼓峰事件の悲劇
第三章 張鼓峰の仇討ちのつもりで仕掛けていったノモンハン
広漠不毛の砂漠=ノモンハン
中央に逆らい、ソ連軍との戦いを欲していた辻参謀
満ソ国境紛争処理要項
ノモンハン事件の概要
第四章 〈攻略中止〉の「大命」は誰がした!? 異状だった参謀本部の狼狽ぶり
誰が出した!? 〈攻撃中止〉の大命
「七重の膝を八重に折っても、停戦を急いで欲しい」
停戦協定を報ずる当時の新聞
第五章 急転直下、停戦協定締結の怪
「父はノモンハン事件停戦に一役かったことを終生誇りにしていた」
皇族砲兵将校の噂
決め手になった或る手紙
未だに特定できない戦没者の数
日本の戦史に例のない聯隊長級の大きな犠牲
第六章 取り残された将兵の運命 「僕はノモンハンの捕虜だ、生きた幽霊だ」
捕虜交換で帰還は僅か二〇四名、残された人達は
誰が好き好んで捕虜になるものか
「幻のノモンハン生き残り日本人」最初の報道
ノモンハン残留者のポツダム捕虜との出会いの数々
第七章 ノモンハン事件って、何だったのか
「員数」におわった「ノモンハン事件研究委員会」
呆れた、辻参謀の戯言(たわごと)
戦争が好き、軍隊が好きな男はいなかった
かつての生き残りの見習士官の今日
憲兵大佐の供述書
ノモンハン後にこんな悲劇があった
(参考文献・資料)
あとがき
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