図書クシロ クウシュウ000052813

釧路空襲 第2巻

サブタイトル1~10
体験記録編
編著者名
釧路戦災記録会 編
出版者
釧路戦災記録会
出版年月
1973年(昭和48年)8月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
258p,図版1枚
ISBN
NDC(分類)
211.2
請求記号
211.2/Ku88/2
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

■序文(釧路市長・山口哲夫)
 
■発刊にあたって(釧路戦災記録会々長・菊地三之助)
 
■はじめに
 
一章 空襲まで
商業報国隊(秋田市太郎)
防衛召集に駆出されて(大谷智)
防空演習と空襲(新橋満寿)
小学一年生の思い出(関岡房江)
津別ベニヤ工場の生活(松嶋慶子/斉藤八重子)
(座談会)戦時中の中学生生活(米川他三名)
 
二章 地獄の二日間
サーカス小屋 写真と解説
釧路空襲の前後(矢部泰)
怖かった不寝番(菅野正勝)
頭上の米軍機(岩松建夫)
戦斗配置についた憲兵隊(高橋秀行)
自転車で足寄から釧路へ(竹西勇二)
銃射され累累たる馬の死体(丹葉剛義)
敵機に狙われた将校宿舎・丹葉旅館(丹葉節郎)
半鐘たたいて敵機来襲を(入江美枝)
機銃弾の中を防空壕へ(大野ミヨ)
防空壕より見た空襲(鈴木栄之助)
敵機来襲による災害状況(清水源作)
海軍監視艇第二玉園丸の爆撃(石丸豊)
私の空襲体験(須藤芳弘)
空襲とアナウンサー(岸本孝子)
釧路爆撃を憶い出して(石山幸男)
(座談会)女子気象観測員(大橋益代他)
坑内に逃げる(佐藤貞吉)
太平洋炭礦の空襲(漆原貞子)
湖畔小学校爆撃(増富勉)
釧路男子校で(田中信一)
御真影始末記(岩渕国夫)
ながかった一日(鈴木徳一)
旭小学校・吉田訓導殉職の記(米沢豊久)
回想・旭校在勤八年の一教師(池田吉正)
爆弾片を受けて(佐藤昇)
夫の殉職(吉田久仁)
旭小学校の空襲の追憶(梶原恵子)
再び戻る官庁勤めと終戦(紅林鉄雄)
忘られぬ日、あれから十年(中村松蔵)
霧多く寒かった日・釧路空襲(小林葉子)
各所から火の手(千野初子)
赤ちゃんは爆風で(荒木美津子)
その日の思い出(中村忠行)
火と水と夫の負傷(武藤正俊/ヒロ)
父よ、母よ、安らかに眠れ(矢島晟二)
防空壕にはう紅蓮の炎(高橋静江)
火の谷間から脱出して(山崎鉄三郎)
釧路駅前のようす(秋田市太郎)
釧路駅の監視隊員だった(加川春男)
親切だった兵隊さん(伊藤千代)
丸三鶴屋焼失(八町憲一)
母の死(磯部栄吉)
国鉄釧路工場炎上(石本巌)
鉄道工場の壕(大桃藤平)
鉄道工場爆撃さる(折原きえ)
鉱石ラジオと伝令(阿部長平)
鉄道工場爆破の記録写真(吉井三喜男)
(座談会)七月十四日の市民像(上田五郎他)
無茶な憲兵(小池愛三)
直撃で死んだ田川夫婦(平山寿)
十四日の記憶(中村己代吉)
防空壕の入院生活(中村チヨ子)
樽の中の肉片(古俣権七)
第四分団救護班長として(田中滝太郎)
城山町のようす(菅野仁)
雛の屏風(我妻ミエ子)
戦争の重み(坂下千枝子)
憲兵隊の掲示(岩佐好雄)
空襲四日目・吾が家とその界隈(川崎定平)
工場の火を入れていない(坂本ミネ)
 
第三章 残された者の悲しみ
リヤカーで遠矢まで(森田キヨ)
磯分内へ逃げる(千葉和子他)
火の街を後に(斉藤護/登喜子)
川向いは一面火の海(匿名)
妊娠八ヶ月の重身で阿歴内まで(山本フキ)
七人の子を残して死んだ父(大石幸一)
凶報を聞いて(湊由次)
父を奪われ、家を焼かれ(赤神幸男)
桂恋沖で亡くなった主人(山崎ハツ)
残された者の悲しみ(西川フミ)
復員して知る家族の死(鍵市時雄)
外地で知った釧路空襲(増田碧)
私の終戦覚書(秋山幸喜)
買い出し中の空襲(北林麟平)
空襲前日に生まれた我が子(小関フミ)
別保炭山の空襲(遠藤正枝)
白糠空襲と夫の死(黒木照子)
空襲下の送電作業(浅野徳四郎)
空襲の記憶(那須野千里)
私の青春時代(勝見義雄)
幼い頃の思出(坂本重雄)
日本軍の弾薬処理(加藤善三)
日本軍の弾薬で子供一人死ぬ(坂部嬉誉)
今もうずく傷あと(黒坂ソヨ)
今も我が家に眠る不発弾
 
四章 父母から聞く戦争と空襲
■はじめに
(中学生の部)
小銃で反撃する熊部隊(阿部晴美)
母のはなし「女学生のころ」(飯田リリ子)
まるで地獄のようだ(浜野律子)
父の話「空軍合格した」(佐曾谷秀一)
祖母の話「恐ろしい空襲」(槇塚忠穂)
父の話「死体収容所」(加藤裕子)
母の話「阿寒で」(鈴木神子枝)
母の話「静まりかえった街」(武石裕子)
母の話「防空壕上に生首」(紙西裕美子)
ねこまでねらいうち(黒滝澄子)
油をふりそそぐ敵機(近藤徹)
父の体験機関士、見習いのあの頃(石水久子)
祖父母の話「炎で輝く街」(石山智章)
父の話「死体収容所」(間山昌和)
釧路駅の監視員だった父(加川典幸)
人ごろしの戦争(坂井伸司)
人々の群に機銃掃射(荻原福子)
見分けのつかない死体(池田静子)
鼓膜の破れた人(滝沢幸子)
むしろ束まで乱射乱撃(金丸重夫)
防空壕で一週間(貝森敏子)
機関士の直撃乱射―脳みそが―(東垣外由美)
油をまいて火をつけて(大村晋)
艦砲射撃のデマ(諏訪信哉)
ふとんをまいて逃げた(足立武文)
ドラム缶を投下した(姥沢克文)
三百五十余発の機銃をうけて(山岡まゆみ)
海上からみた釧路は真赤だ(小野千鶴子)
大町一帯に注ぐ油―火の海(渋木久美子)
(小学生の部)
釧路が空襲にあった時(嵯峨渚)
釧路の空襲(川口裕子)
戦争中の釧路(福西敦子)
やけのはらの町(中沢裕之)
戦争の中の生活(秋里喜久治)
釧路の空襲(早川友浩)
旭小学校は火の海(赤崎優)
戦争中の生活(浅里寿枝)
太平洋戦争について(永田仁)
原ばくの話(鎌田みゆき)
戦時中の生活(今井敦)
大阪の空襲(入山めぐみ)
母の戦争体験(園田恵美子)
戦争当時(大内雅智)
戦時中の生活(萩村文則)
空しゅうのころ(田口美和子)
終戦のカラフト(成田利恵子)
厚内の空襲(佐藤千春)
父の戦争体験(広瀬雅洋)
戦争についての感想(佐藤大介)
■おわりに