図書イシカリ ノ クウシュウ オ カタリツグ000052810

石狩の空襲を語りつぐ

サブタイトル1~10
いしかり郷土シリーズ;1
編著者名
石狩町郷土研究会空襲調査班 編
出版者
石狩町郷土研究会
出版年月
1987年(昭和62年)2月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
117p,図版1枚
ISBN
NDC(分類)
211.5
請求記号
211.5/I76
保管場所
開架一般
内容注記
石狩町左岸市街空襲罹災状況見取り図1枚 八幡町空襲被害見取り図1枚
和書
目次

発刊によせて(山口福司)
 
1 石狩空襲の概要
 
2 石狩空襲の体験を語る
負傷者の応急処置を手伝って(相原ミキエ)
今の子供たちに戦争体験をさせたくない(菅原和彦)
石狩の空襲を顧みて(塩原ヤス子)
横町通り二十三軒が全焼する(宮下定治)
防空ごうのすぐ横に爆弾が破裂(三上かよ)
今なお戦禍の苦しみから逃れることができなくて(其田モト)
弟の一家三名を直撃弾で失い(高橋健太郎)
役場も派出所も焼夷弾で火災に(金田清次郎)
燃えている役場から重要書類を搬出(真田一郎)
家の花壇に遺体の一部がとんできて(岸ミヨ)
消火作業のポンプ押しを応援して(斉藤キミ)
死ぬときはこの家でと覚悟を固め(宮森ヒサ)
柏林の中で二晩野宿し(有田キヨ)
わが家の燃えるのを防空ごうからじっと見続け(川島タツ)
顔などに散弾をうけて重傷(藤井隆)
白兎が焼死したのを悲しみ(浜岡順治)
八幡神社もたいへん損傷をうける(花田知也)
病死した夫の遺骨をだいて防空ごうに(吉田ミサオ)
祖父母をリヤカーに乗せて避難させる(神田廣次)
石狩空襲を憶う(永田桃代)
愛馬が機銃弾に射たれて(内海ヨシノ)
出産の間近い身重なからだで避難して(寺尾猛/寺尾トキ)
石狩町の空襲を憶う(末沢義行/末沢ハナ)
焼夷弾を窓から外へ投げ出す(宮下ミヨ)
いつまでも平和な石狩であってほしい(渡辺吉昭)
白い搾乳牛が敵弾に倒れる(尾田重雄)
内閣技術院試験工事と石狩町爆撃の思い出(鍋谷鉄雄)
石狩空襲(吉田武雄談)(前川道寛)
 
3 戦災記録簿
 
4 罹災者名簿
 
編集を終えて
 
石狩町左岸市街の空襲罹災状況見取り図
石狩町右岸市街の空襲罹災状況見取り図