悲劇の戦艦大和と武蔵
- サブタイトル
- 編著者名
- 太平洋戦争研究会 編著
- 出版者
- PHP研究所
- 出版年月
- 2009年(平成21年)12月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 308p
- ISBN
- 9784569774664
- NDC(分類)
- 556.91
- 請求記号
- 556.91/Ta22
- 保管場所
- 開架一般
- 内容注記
- 並列タイトル:Yamato & Musashi, the tragic battleships 参考文献:p308
- 昭和館デジタルアーカイブ
第1部 「大和」「武蔵」を生んだ時代
大鑑巨砲主義と日本海軍(川野晄明)
航空母艦主力時代を創出しながら新局面を捉え得なかった皮肉
建造の背景と巨艦の性能(岡田幸和)
それはワシントン体制下、主力艦制限の流れの中で構想され、実現した
「大和」「武蔵」の建造現場(御田重宝)
四六センチ砲をめぐる戦いと軍機のなかの国家プロジェクト
第2部 トラック泊地の「大和」と「武蔵」
「大和ホテル」と「武蔵屋旅館」の日々(雨倉孝之)
快適な居住性と豪華な食事に来艦者びっくり
「運送艦」大和・武蔵の戦歴(木俣滋郎)
合計五回の陸軍部隊輸送に活躍した巨砲大鑑
「大和」「武蔵」の定員配置(雨倉孝之)
いまだ発見できない「定員表」を推定する
トラック島の海軍部隊(太平洋戦争研究会)
大空襲を境に一変、たちまち飢餓戦線へ
第3部 主砲、火を噴く 闘う「大和」「武蔵」
「武蔵」の最後と「大和」の奮戦(野村実)
戦況整理任務に携わった軍令部作戦室からの回想
「大和」「武蔵」の海空戦 1マリアナ沖海戦(木俣滋郎)
ビアクかサイパンか、読み誤った戦略に翻弄された「大和」と「武蔵」
「大和」「武蔵」の海空戦 2シブヤン海の対空戦(木俣滋郎)
米空母機の攻撃を一身に引き受けた「武蔵」、シブヤン海に没す
「大和」の海空戦 3サマール島沖海戦(木俣滋郎)
小艦相手に必死の反撃、敵魚雷と一〇キロ併走の珍事も
「大和」の海空戦 4沖縄特攻(木俣滋郎)
魚雷九本左舷に集中、爆弾四発以上命中、二七〇〇余名没す
第4部 私は「大和」「武蔵」で闘った
甲板が絶壁の如く頭上に(三笠逸男)
十七歳、重油の海の鮮烈な記憶(八杉康夫)
電灯つけたまま「武蔵」は沈んだ(浅見和平)
私が体験したシブヤン海の修羅場(武井松太郎)
巻末特別企画 工業国NIPPONは戦艦大和を復元できるか?(戦争考古学研究会)
設計・船体――劇的に変化した戦後の建造法
機関――蒸気タービンからディーゼルへ
主砲――失われた四六センチ砲の製造技術
装甲――戦艦とともに失われた製造技術
装丁―(赤谷直宣)
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