日本の物価と風俗135年のうつり変わり
- サブタイトル
- 明治元年‐平成13年
- 編著者名
- アカデミー 編
- 出版者
- 同盟出版サービス
- 出版年月
- 2001年(平成13年)9月
- 大きさ(縦×横)cm
- 30×
- ページ
- 576p
- ISBN
- 4901426222
- NDC(分類)
- 337
- 請求記号
- 337/A28
- 保管場所
- 開架大型
- 内容注記
- 増補改訂版 奥付のタイトル:物価と風俗135年のうつり変わり 参考文献:p576
- 昭和館デジタルアーカイブ
グラビア
電話をかける女性
明治十年の日本橋界隈
銭湯の変化―江戸の気分から明治へ
三井呉服店の引札(折り込み広告)
市中の乗り物いろいろ。銀座・築地から海岸を望む(明治6年)
上は東京駅。下は万世橋駅前(現在は廃駅)の広瀬中佐銅像
明治
概説
近代日本の黎明=明治初期の変革
貨幣制度の統一
士族の没落
年表
明治元(一八六八)年
神仏混淆禁止令
幕末の物価騰貴
医師は免許制度に
明治二年(一八六九)年
明治初年の物価
西洋医術に驚嘆
日本人はむやみに人を斬る
明治三(一八七〇)年
東京―大阪間に鉄道を敷く
海外渡航規則の発布
阿片の売買、吸飲に死刑
明治四(一八七一)年
新式郵便の開始
廃藩置県の大詔
牛肉礼賛論
東京の食品相場
明治五(一八七二)年
天皇陛下も御肉食
新橋―横浜間の鉄道開通
ビタ銭の値うち
明治六(一八七三)年
牛肉食が増えてきた
ヤミ飛脚禁止、免許制へ
円太郎馬車走る
東京の食品小売相場
徴兵布告で国民皆兵
概説
激しいインフレとデフレ=松方デフレ
明治のドッジライン
日本銀行を創立
官業を払下げ
窮迫する農民
年表
明治七(一八七四)年
佐賀の乱で米価高騰
白米上一升で十銭五厘
建白書は無税で郵送
明治八(一八七五)年
三井が社員に高配当
銀座の賑わい浅草なみ
船賃を値下げ
明治九(一八七六)年
英国商船に対抗運賃引下げ
大阪の銭相
高賃金の製糸場女工
明治十(一八七七)年
最後の国内戦争(西南の役)
国立銀行の設立
ビール醸造始まる
明治十一(一八七八)年
金銀本位制採用へ
カレーライス八銭
西洋菓子を売り出す
明治十二(一八七九)年
宇都宮まで乗合馬車
一ドルは日本の銀一円
輸入が急激に増大
明治十三(一八八〇)年
米価高騰で貧民は一合買い
米騒動や盗賊・殺人横行
貧苦の末は乞食や密淫売
物価高く生活難で首つり多し
概説
近代産業の創成=第一次企業勃興
反動不況に見舞われる
金本位制へ移行
第二次企業勃興
ブームとその反動
成長期はインフレ
年表
明治十四(一八八一)年
生命保険第一号
寄席もそば屋も不入り
妾といえども十五歳以上に
明治十五(一八八二年)
馬車鉄道が開通
上野動物園の開園
東京の地価五割下落
銀座街に電灯がともる
明治十六(一八八三)年
郵便料金を統一
鹿鳴館時代の幕開け
歳末の不景気深刻
明治十七(一八八四)年
日本鉄道の業績好調
低い製糸女工の賃金
銅貨で芸者買い
明治十八(一八八五)年
帝都はガス全盛時代に
初渡来のコカイン礼賛記
売淫防止で公娼制度歓迎
さながら餓鬼地獄
永代供養に美女献上
明治十九(一八八六)年
景気回復し衣食足る
円太郎馬車は営業困難
背広最上等は十六円
明治二十(一八八七)年
初点灯の電灯の料金
東京ホテルの開業
日本赤十字社発足
所得税の新設
東京―神戸間の鉄道運輸開始
目覚ましい東京の繁昌
明治二十一(一八八八)年
喫茶「可否茶館」の開店
東京は貸家建築ブーム
海水浴場で男女混浴禁止
明治二十二(一八八九)年
卒業試験の点数で給与に差
便所付きの客車造る
話題提供婦人の海水浴
明治二十三(一八九〇)年
米価が十年前の三倍に
路面電車の初登場
富山県で米騒動起こる
明治二十四(一八九一)年
国会議事堂焼失す
そば一銭に値上げ
露国皇太子に巡査が刃傷
終身刑の脱獄犯が判事に
濃尾地方に大地震で被害甚大
明治二十五(一八九二)年
東北線上野―青森間全通
豆腐一丁は一銭五厘
越後に石油大噴出
概説
日清戦争の開始と終結=直ちに開戦を説く福沢諭吉
条約改正と三国干渉
金本位制と産業の自立
日清戦争と市井の景気
年表
明治二十六(一八九三)年
清酒の由来
三菱が丸ノ内にビル街建設
日本銀行が個人に貸出し
明治二十七(一八九四)年
貸自転車の流行
清国に宣戦を布告
米国で八時間労働を議案に
明治二十八(一八九五)年
東京は好景気
我が国初めての鉄骨建築
裸体画禁止は妄挙と非難
明治二十九(一八九六)年
商工業に戦争の影響
戦後の好景気で空家払底
地価さまざま
概説
経済の発展と労働事情=産業の成長と公害問題
物価高騰に泣く役人
日用品の物価比較表
年表
明治三十(一八九七)年
東京の労賃大幅に上がる
物価騰貴で給料生活者困る
男子と女子は教室を別に
大阪の不況深刻金融逼迫
妾を人質にケチな高利貸
明治三十一(一八九八)年
煙草の箱裸体画禁止
東京市制実現
上野公園に西郷隆盛の銅像
明治三十二(一八九九)年
東京―大阪間電話開通
東京市中はドロの路とゴミの山
男女混浴で科料一円
ビヤホール各所で大繁昌
日本銀行は泥棒の巣か
明治三十三(一九〇〇)年
正月気分=東京の昨日今日
東京市中に電車の敷設
米国へ出稼ぎ日本人の洪水
男女混浴まかりならん
滑稽なり裸体画の禁止
明治三十四(一九〇一)年
発展する郵便事業
労働者の賃金と労働時間
東京市内は急坂多し
明治三十五(一九〇二)年
地価・日本橋が最高
自転車二万台に達す
昨今の暮らし向きの話
概説
日露戦争の勃発と終結=資本主義への道拓ける
年表
明治三十六(一九〇三)年
馬車から自動車へ
新橋―品川電車が走る
東京府の人口二百万弱
明治三十七(一九〇四)年
煙草の専売法発布
三井呉服店が三越に
Xマス飾り元祖の明治屋
明治三十八(一九〇五)年
明るさ戻った労働界
四十五年に大博覧会開催
博覧会今昔物語
明治三十九(一九〇六)年
コーヒーは金の茶釜で
東京の電車賃値上げ騒ぎの波紋
明治四十(一九〇七)年
日本の総人口四千六百万人
史上最大のワイセツ画取締り
姦通罪も平等に
概説
革新的な明治時代の変遷=近代国家の成立
植民地主義と閉鎖主義
資本主義と重工業の発達
経済恐慌と財閥の形成
新しい文化の芽吹き
明治の終焉と大正の幕開け
年表
明治四十一(一九〇八)年
八時間労働制の提唱
電話の度数制実施
馬券発売の禁止命令
明治四十二(一九〇九)年
東京の自動車三十八台
大入りの活動写真館
神前結婚大はやり
明治四十三(一九一〇)年
女子の職業益々増える
醜悪な車内広告の排斥
そばの値段の推移
明治四十四(一九一一)年
自動車百十五台
中央線が全通
東京の電車市有決定
大火で吉原遊郭消滅
工場法を発布
広告取締法を公布
明治四十五(一九一二)年=四十五年は七月三十日まで
もりかけ三銭は儲からず
婦人専用電車好評
噫!明治の終わり
大正
概説
世界大戦の景気ブーム=一挙に輸出超過
莫大な利潤を蓄積
活気づく国内市場
成金続々登場
卸売物価が急騰
年表
大正元(一九一二)年=元年は七月三十一日より
我が国初のタクシー
日本の自動車税は世界一
大正二(一九一三)年
東京の地価高騰
煤煙に汚染される東京
低さに傾く娯楽映画
物価と賃金表
東京の人口増加と周辺の膨張
凶作で売られる少女達
大正三(一九一四)年
世界第一次戦争に参戦
烏森駅を新橋駅と改称
東京駅が完成
大正四(一九一五)年
米価調節令
ロマンの画家竹下夢二
南国から珍客の美女来る
今日は帝劇・明日は三越
新横浜駅が誕生
東京の墓地問題深刻化
大正五(一九一六)年
戦争でボロと屑鉄成金
日用品類の大暴騰
輸出超過は戦争の影響
大正六(一九一七)年
田畑捨てて都会へ
物価高騰で暴利取締令
好景気は庶民まで潤す
大正七(一九一八)年
米の買い占めを戒告
富山が発端の米騒動再発
各地で米屋を襲う
米騒動は労働運動にも影響
驚異の物価騰貴率
大正八(一九一九)年
戦後のインフレと生活難
浅草海苔の起源
色気ヌキ役者の食道楽
概要
金融恐慌の洗礼受ける=モラトリアムで銀行救済
主要商品半値以下に
年表
大正九(一九二〇)年
我が国初の労働祭
不景気で質屋休業
不景気で結婚届ふえる
日本は世界一の離婚国
新卒採用予約取消多し
大正十(一九二一)年
東京の地価下がる
三千円で建つ中流向き住宅
みそかそばの由来
大正十一(一九二二)年
物価高いが賃金も高い
帝国ホテルの店開き
売行き盛んな贅沢品
中央卸売市場を制定
弱みにつけこむ高利貸し
概説
関東大震災の発生=都市の機能総て止まる
東京の下町は廃墟と化す
東京近県の震害概況
図り知れぬ被害額
年表
大正十二(一九二三)年
丸の内に本格的ビルヂング
関東大震災・被害甚大
政府はモラトリアムを実施
震災の被害百十五億円
震災でチェーンストア増加
大正十三(一九二四)年
メートル法の実施
色街、吉原の昨今
自動車より高い電話の架設
大正十四(一九二五)年
ラジオ放送開始
高過ぎる受信機
男惑わす肉体美
米暴騰で外米を食え
不景気で家賃下がる
不景気でもタバコは値上げ
大正十五(一九二六)年=十五年は十二月二十五日まで
タクシー賃の均一制
内職日収五十銭
夏休みの学生アルバイト
若い男女の喫煙流行
円本ブーム出版界潤う
東京市中の師走風景
昭和
概説
昭和恐慌と慢性不況=パニックの怒涛が襲う
日本経済奈落の底へ
失業者の群れ都市から農村へ
窮乏する農村
底知れぬ不景気
年表
昭和元(一九二六)年=元年は十二月二十六日より
昭和元年と改元
勅書公布
昭和二(一九二七)年
新宿―小田原開通
岩波文庫創刊
円本流行で販売大合戦
円本は出版社も文士もホクホク
カフエーの流行
わが国初の地下鉄開通
昭和三(一九二八)年
マネキンガール登場
恐慌後の銀行整理状況
キログラムを採用
昭和四(一九二九)年
十万人以上が失業
大学は出たけれど
就職難など贅沢だ
サラリーマン恐慌時代
減俸に官吏は大動揺
百貨店時代の到来
昭和五(一九三〇)年
不況で物価低落時代
実収賃金二割減る
長崎造船所千八百名解雇
概説
満州事変と軍事費膨張=軍需産業の発展と物価の高騰
進展する重化学工業
トラスト化進む
年表
昭和六(一九三一)年
官吏の減俸強行
卸売物価が三割も下落
スチュワーデスの初登場
昭和七(一九三二)年
金輸出再禁止で物価騰貴
白木屋火災で下着革命
悲惨な農村窮乏
昭和八(一九三三)年
世界一高い日本の物価
インフレ景気強まる
物価高で台所SOS
昭和九(一九三四)年
東北は三十三年目の凶作
街は喫茶店の花盛り
貧困で娘の身売り
昭和十年(一九三五)年
電話より家の方が安い
輸出は空前の大記録
自動車自給への前進
概説
ふくれる財政と戦時統制=日中戦争から太平洋戦争へそして敗戦
戦時経済体制へ突入
太平洋戦争から敗戦まで
戦時下の国民生活
年表
昭和十一(一九三六)年
暴落で嵐を呼ぶ兜町
二・二六事件で経済界は
蔵相が増税を説く
昭和十二(一九三七)年
戦艦“大和”の値段
物価騰貴で争議続発
国民生活脅かす物価
財政インフレ限界越す
実質賃金落ち込む
物価暴利取締令
昭和十三(一九三八)年
タバコ値上げ
タバコ買い占め
酒も値上げ
衣料すべて値上げ
公定価格制度スタート
国家総動員法を発布
暴利取締令の再改正
昭和十四(一九三九)年
米の統制スタート
国民徴用令を施行
賃金と物価にストップ令
昭和十五(一九四〇)年
家庭も米なしデー
贅沢は敵だ
勅令で男子みな国民服に
昭和十六(一九四一)年
第二次世界大戦に突入
米の配給制実施
タバコ飢饉
酒の値上げ
昭和十七(一九四二)年
公共料金軒並み引上げ
国鉄、乗車を制限
野菜にまで登録制
昭和十八(一九四三)年
際限なしのタバコ値上げ
菓子・都電・銭湯値上げ
戦争被害莫大
昭和十九(一九四四)年
学童の集団疎開始まる
酒類大幅値上げ
さつま芋の値上げ
昭和二十(一九四五)年
上野のヤミ市価格表
石鹸ヤミ値で百倍
原子爆弾の洗礼受ける
日本の敗北で戦争終わる
概説
戦後復興期=悪性インフレの嵐
ヤミ市大ざかり
年表
昭和二十一(一九四六)年
タバコが自由販売に
皇居へ米よこせデモ
地代、家賃に新統制令
昭和二十二(一九四七)年
学校給食始まる
インフレへ赤信号
食糧難はピーク、新興宗教は大繁昌
ヤミ値ようやく足踏み
ヤミ拒んだ山口判事の死
昭和二十三(一九四八)年
タバコ・酒・新聞・国鉄・電話値上げ
銀座八丁、税金で四苦八苦
概説
不況から一転好況ブーム=神武景気から岩戸景気へ
朝鮮動乱ブーム
消費ブーム起こる
所得倍増計画スタート
年表
昭和二十四(一九四九)年
野菜類の統制撤廃
公式為替レート決まる
高利のウラ金融野放し
酒類も自由販売に
ビヤホールが復活
価格統制の撤廃
昭和二十五(一九五〇)年
作家芸能人の所得
食生活に一段と明るさ
大みそかの“ちまた”
昭和二十六(一九五一)年
朝鮮動乱と日本経済
昔も今も流行から流行へ
小型タクシー時代
昭和二十七(一九五二)年
独立国日本の姿
風船は春風に乗って
大学は出たけれど
昭和二十八(一九五三)年
テレビ放送始まる
上野駅でヤミ米取締り
民間賃金一万六千七百四十一円
ボーナス景気あれこれ
師走の街・東京風景
昭和二十九(一九五四)年
デパート戦国時代
連発式パチンコ禁止
上野の生態
銀座物語
概説
もはや戦後ではない=朝鮮動乱と特需景気
皇太子の結婚
新幹線と高速道路の開通
シーズン到来飲みもの合戦
耐久消費財の新型競争
売れるテープに困惑のレコード業界
年表
昭和三十(一九五五)年
“笑わぬ役人”口は禍いの元
初のトランジスターラジオ
昭和三十一(一九五六)年
週刊誌ブーム始まる
初の定期昇給協約
売れる国産乗用車
電化の三種の神器
衣食足りたが住宅不足
年末ボーナス悲喜こもごも
昭和三十二(一九五七)年
セコハン自動車ブーム
国鉄、電車時代へ
引っ張りダコの電気釜
昭和三十三(一九五八)年
“スバル”国民車第一号
赤線の灯消灯
統一性ないサラリーマン
昭和三十四(一九五九)年
国民健保スタート
国民年金スタート
地価の高騰目立つ
概説
史上最長の大型景気=消費者物価は慢性的インフレ
オリンピック景気
いざなぎ景気を謳歌
GNP世界第二位へ
年表
昭和三十五(一九六〇)年
物価高、今年の暮しは?
引っ張りダコのパート
中卒者は金の卵
即席食品の流行
昭和三十六(一九六一)年
百貨店の売り上げ戦後最高
全国一斉休診
洗濯代二割値上げ
発足した国民年金制度
さすが団地族
株価の暴騰・暴落
昭和三十七(一九六二)年
八時間眠って十二時間働く
世界初の14型カラーテレビ
不況色ぬぐえぬ歳末景気
にせ千円札が横行
正月用品に標準小売値
昭和三十八(一九六三)年
株価大暴落
砂糖の自由化決定
バス、タクシー値上げ?
新千円札のおめみえ
デパートへラッシュ
底辺の人々の師走
昭和三十九(一九六四)年
多摩ニュータウン計画
新幹線スタート
東京オリンピック開幕
昭和四十(一九六五)年
新宿西口は建設ブーム
乗用車の輸入自由化
海外旅行者が急増
一万円年金が実現
不況でもステレオ売れる
地価値上げ鈍る
昭和四十一(一九六六)年
お嫁に行けない物価高
減税にも焼け石に水
大学浪人二十七万人
昭和四十二(一九六七)年
潤うカメラ業界
ふえる煙草飲み
一万円札の需要が急増
安いヤミ米高い配給米
乗車拒否に処分を
ポンドショック
史上最高の消費景気
昭和四十三(一九六八)年
ふろ代・テレビ受信料・タバコ・酒類・電話料金等々値上げ
ゴミ捨ても大型時代
物価メーデー
レジャーのベスト五
サラリーマン哀史
盛況続く霞ヶ関ビル
昭和四十四(一九六九)年
“ちふれ”化粧品がブーム
学園紛争“東大の嵐”
スモッグに覆われた東京
ドライブ族で商売繁盛
八幡と富士鉄の合併
昭和四十五(一九七〇)年
春らんまん花に競馬に
万博人気で観光地さっぱり
公取委がウソツキ広告摘発
“値上げの秋”石油・私鉄運賃・ビール等々値上げ
概説
石油ショックと物価狂乱=円キリ元年
地価を高めた列島改造論
買い占めに狂奔
物価騰貴との激しい闘い
初のマイナス成長
年表
昭和四十六(一九七一)年
深刻化する鉄鋼不況
「日照権侵害」声上げる住民
ドルショックで生活苦しい
日本人の気持ワカリマセン
高級品が売れに売れて
昭和四十七(一九七二)年
都心は地底まで超過密
絶望的デス日本の物価高
行き過ぎセールスに規制
大蔵省が銀行にオキュウ
家庭イブで銀座ションボリ
昭和四十八(一九七三)年
老人医療の無料化
受験生に大モテの天神様
暮らしの十大ニュース
昭和四十九(一九七四)年
“あこがれの東京”は昔話
銀座に十七歳のストリーカー
昭和五十(一九七五)年
地代・家賃こんなに高い
自動車輸出史上最高
パニック騒ぎの石油危機
「カネ」が売れる
巨大な小売店キオスク
昭和五十一(一九七六)年
値上げのお年玉
ハイヤー四倍値上げ
景気回復は中だるみ?
昭和五十二(一九七七)年
魚ころがしで命とり
タダ食い商法盛況
変わる原宿・銀座に対抗
昭和五十三(一九七八)年
世界第三位の地下鉄都市
三十五年以来の低額初任給
夏の低いボーナス
悪徳不動産業者に鉄槌
ケタ違いの地価さまざま
概説
第二次オイルショック=混乱から沈静化へ
長期的な物価の動向
年表
昭和五十四(一九七九)年
軽いビール新発売
遊びません「黄金週間」
ウサギ小屋ニッポン
昭和五十五(一九八〇)年
カズノコ倒産
牛どん吉野屋倒産
六十代前半働き盛り
急増するフランチャイズ
雲助タクシー出没
暴かれた電電公社の体質
昭和五十六(一九八一)年
祝い金、香典もインフレ
浮世絵風呂現代版の銭湯
なぜか「ゴールドラッシュ」
昭和五十七(一九八二)年
学歴安売り時代
厳しい女子大生の就職戦線
百貨店の売上げ過去最低
荒廃する国鉄の労使関係
国鉄の赤字過去最大
週休二日制に動く銀行
文化も売ります百貨店
概説
新しい成長の時代=中東戦争とニクソン・ショック
物価下落させる円高
円高で卸売物価下落の六十年度
年表
昭和五十八(一九八三)年
崩れるスーパー神話
部長も課長も厳冬時代
オフコンが秘書代わり
モシモシ代行繁盛
所得税五年前の二倍
外国ビール東京戦争
昭和五十九(一九八四)年
大学生は“カネ食い虫”
定年後のサラリーマンは
郵貯は世界一の金融機関
百貨店の“銀座戦争”
さらばサラ金、質屋復活
昭和六十(一九八五)年
百歳迎えた山手線
日本たばこ産業スタート
国民年金法が成立
家計助ける妻の収入
秘話「銀行よ、さようなら」
東京温泉消灯
昭和六十一(一九八六)年
奥様代行業が繁盛
国民の貯蓄最高
国鉄の合理化は人員削減
減税でも格差は残る
キャプテンにピンク情報
投機色濃い狂乱地価
昭和六十二(一九八七)年
国鉄が民営化へ第一歩
宅地一年間で十二倍増加
“腹芸・根回し”教えます
新宿に抱くイメージは?
オフィスに「本物」のコーヒー
倉庫の活用法見つけたり
昭和六十三(一九八八)年
タクシー来ない夜の渋谷駅前
地価高騰で地下街見直し
平成
概説
昭和終わり、平成始まる=相次ぐ異常事態
株と土地の暴落で、金融不倒の神話崩れる
雇用情勢悪化
消費税スタート
年表
昭和六十四年~平成元(一九八九)年
天皇陛下崩御
皇太子の皇位継承
新元号「平成」となる
消費税スタート
欧米より高い東京の物価
金かけるレジャーに不満足
平成二(一九九〇)年
天皇陛下即位の礼
天皇陛下年表
全国に広がる地価高騰
黄金週間でリフレッシュ
JRで自動改札機スタート
セクハラ許すまじ
平成三(一九九一)年
パチンコ業者倒産続く
NTT変造カードに降参
わいせつ漫画摘発に戸惑う
過労死巡りコーヒー論争
サラリーマンは群れたがる
平成四(一九九二)年
サラリーマンの生きがいは?
カード破産増える
社長の年収三千四百万円
平成五(一九九三)年
雇用不安時代の到来
皇太子結婚の儀
「過疎」都心もあの手この手
新春に馬売ります
管理職もてない忘年会
激安の店ホクホク顔の暮れ
平成六(一九九四)年
コメが昨年一番の値上がり
「価格破壊」どこへ
タレントショップの街凋落
大卒の就職率最低
所定労働時間初の39時間台
平成七(一九九五)年
阪神大震災・戦後最大の災害
女性の喫煙者七百万人
東京の物価ニューヨークの一・二五倍
地価はモスクワの五十五倍
ゴールデンウィークは海外で買い物
平成八(一九九六)年
アムラー、ケータイ、だらしな系
ストーカー
広島原爆ドームが世界遺産に
羽生が七冠に
百貨店は出店ブーム
地ビールブーム本格化
相次いだノンバンクの倒産
整理回収銀行が発足
スーパーが元旦営業
司馬、遠藤、宇野ら逝く
記念イヤーに新たな一歩
さらに加速し広がる感染
「寅さん」全四十八作で終結
平成九(一九九七)年
拓銀の合併破談と破たん
山一証券の廃業
日産生命、生保初の破たん
モーターショーに百五十一万人
アサヒがキリンを抜く
たばこ特別税を創設
電気、ガスなど値上げ
クローン牛誕生
オーガニック食品が人気
「たまごっち」や「ガーデニング」
塩の専売制廃止
高齢者向けベッドが大幅増
「中食」市場
パチンコ人気に陰り
大学初任給、二十万円台に
平成十(一九九八)年
二度目の酒税改定
アサヒが年間トップへ
ワインブーム拡大
大手の十三行が経常赤字へ
長銀と日債銀が国有化
東邦生命、米社の傘下に
家電リサイクル法成立
全産業、四年ぶり減益
地価下落続く、下げ幅が拡大
金融の平均給与は二位に転落
毎月の仕送りが二千二百円減
スーパーは最大の下落率
東急百貨店が日本橋店を売却へ
和歌山で毒入りカレー事件
平成十一(一九九九)年
二〇〇〇年サミット、沖縄県名護市に決定
情報システムが暴走?
リストラ元年
相次ぐポケベル会社の破たん
第一勧銀、富士、日本興業が統合
DVDプレーヤー市場が急拡大
住友銀とさくら銀が合併
がん死亡、「肺」がトップに
バイアグラ承認
東海村で国内初の臨界事故
国家公務員の年収マイナスに
商工ローンが社会問題化
たばこ依存症が千八百万人
だんご三兄弟
平成十二(二〇〇〇)年
イチローが大リーグへ
有珠山は予知に成功
明るく悔しがった新世代
初の女性知事、相次ぎ誕生
雪印製品で集団食中毒
三宅島も噴火。全島避難に
ヨーカ堂の銀行業務参入
ユニクロ、利益でヨーカ堂抜く
発泡酒が急激な伸び
二千円札
ずさん戦略、そごう破たん
首相倒れ総辞職
二十世紀最後の大晦日
平成十三(二〇〇一)年
失業者三百二十万人
駅ではねられ三人死亡
双子のおばあちゃん
野茂が無安打無得点
小泉内閣発足
構造改革貫く姿勢
駆け込み大量破棄
広島県南部震度六弱、中・四国中心に広域被害
「名のみ管理職」悲し労基署初調査権限・手当なし賃金カット大
民放キー局 五社とも最高益
サラリーマン世帯 三年連続の消費減
付 明治、大正、昭和、平成値段のうつり変わり
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