皇族

はじめに
　
序章　十一宮家の皇籍離脱――伏見宮系皇族の解体
「いよいよ小さく、くらさねばならぬ」三殿参拝　南北朝期に分かれた伏見宮家
　
第一章　近代皇族の誕生
皇族とは何か
明治維新と親王諸王
皇族軍人の設置
　
第二章　法制化される皇族――男系・傍系・配偶者
帝国憲法と皇室典範
婚姻と身分
「臣籍降下」の構想
　
第三章　謳歌と翳り――近代国家の成立期
日清・日露戦争
外遊
皇后と生母
デモクラシーの時代
皇族と華族
　
第四章　昭和天皇の登場――軍事主義の跫音
摂政宮裕仁――一九二〇年代
宮中のなかで
海軍と伏見宮――ロンドン海軍軍縮条約への介入
陸軍の台頭――二・二六事件と各皇族
　
第五章　戦争の時代
二人の直宮と陸海総長
太平洋戦争下――「国体」への危機感
敗戦
　
第六章　皇籍離脱と新憲法
皇籍離脱
日本国憲法・新皇室典範
旧皇族の「宮様商売」
　
第七章　天皇・皇族の戦後
大衆化の道――皇太子ご成婚
宮家皇族と女性たち
公務と外交
　
終章　これからの皇族
　
あとがき
　
主要参考文献
　
付録
明治天皇と十五宮家の系譜
戦前の皇室婚家系図
天皇家系図
天皇・皇族の靖国神社関連主要年表
天皇・皇族の外国訪問一覧（昭和、戦後）
天皇・皇族の外国訪問一覧（平成）
近代皇族一覧