最後のお召し列車

まえがき
一人で満州へ
大和隊舎の概要
第二十二期機手講習生として
初めての外出
機関車に乗務して
新京の冬
大和隊舎の裏の姿
揚さんと共に乗務――その一
揚さんと共に乗務――その二
連京線の乗務
再び連京線に乗務
運命の合格通知が来た
南満工専第十六期生として
学徒動員令で出陣――その一
学徒動員令で出陣――その二
独立混成第百三十三旅団に転属
八月六日、新京では
八月九日、ソ連軍の侵攻――その一
ソ連軍の侵攻――その二
最後のお召し列車――その一
最後のお召し列車――その二
第百三十三旅団に統合
終戦
死の行軍が始まる
行方不明者の捜索
ついに武装解除の日が来た
二世帯に三人の居候
揚さんとの再会
どんな時でも苛めはあった
新京にまた厳しい冬が
ソ連軍の引き揚げ
約束は守られた
白旗を先頭に敵前渡河
さらば満州よ、さらば新京よ
あとがき