図書カクセイ000052408

覚醒

サブタイトル1~10
撫順戦犯管理所の六年 日本戦犯改造の記録
編著者名
中国帰還者連絡会 訳編
出版者
新風書房
出版年月
1995年(平成7年)4月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
288p
ISBN
488269302X
NDC(分類)
329
請求記号
329/C62
保管場所
閉架一般
内容注記
年表:p281‐285 奥付の翻訳編集:中国帰還者連絡会翻訳編集委員会
和書
目次

「もう一つの戦犯」は問いかける(中江要介)
はじめに(中国帰還者連絡会訳編委員会)
編者の言葉(撫順市政治協商会議文史委員会)
序文(溥傑)
 
歴史上経験のない偉大な実践――日本と偽「満洲国」戦犯改造工作の想い出――(金源)
感動的な再会
戦犯の受入れ
認罪教育を進める
社会参観の旅
一人の死刑もなく、一人の無期徒刑もなし
起訴免除の決定書
 
戦犯改造への周恩来総理と史良司法部長の関心(曲初)
ソ連からの戦犯移管の意義――史良部長談
国際戦犯を管理する責任
方向を明らかにした周総理の指示
工作員の不平と反感
きめ細かい配慮
 
管理所長を勤めて(孫明斎)
指導業務を担当する
日本戦犯の到着
北へ移動した以後
生産労働への参加
罪を悔い罪を認める
再び私が歩んだ罪悪の道に走らないよう
社会参観
正義の裁判の開始
お別れの会
 
将官佐官級の日本戦犯の改造(崔仁傑)
佐古の涙と時計
島村の狂暴と転変
死んでも罪を償い切れない
古海忠之の場合
藤田茂の転変
戦犯と家族との面会
生活習慣に心を配り、労働教育をすすめる
自分たちで作った米
 
尉官級以下の日本戦犯改造(呉浩然)
戦犯を接収したとき
来所してはじめのころ
学習組織
戦犯学習小組
罪を認め、罪を悔い改める
監獄の比較
寛大な釈放が実現した
『中帰連』の活動
 
改造中の医療看護(趙毓英)
受入れの準備と移送
病人の看護
「皇帝」接収のため再び国境へ
人道的な医療と看護
食事のメニュー改善
武部六蔵が脳血栓に
東衛系病棟での医療活動
参観旅行の中での医療
 
戦犯の食生活(黄国城)
「この世との別れの宴」
米も野菜もきれいに洗う
餅と寿司
管理する人は代用食、戦犯は白いパン
 
戦犯改造中の物資調達(高震)
食費や経費
食料の買い出し
火災が起きた
予審の準備
 
偽「満洲国」皇帝溥儀の改造(李福生)
私は溥儀に注目をし始めた
「部下との争い」
まず「唯我独尊」を改めること
すべてを自分でやる
学習態度は正しさに欠ける
一族に生まれた変化
溥儀と毓嵒
溥儀と侍従だった李国雄
溥儀と毓●(いくせん)、毓●(いくとう)
取り調べ期間中の溥儀
再び訪れた離婚問題
社会参観をする
徹底した前半生との決別
特赦前後
釈放されて後
 
日本戦犯四十五名の刑期と釈放年月一覧表
年表
 
あとがき