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サブタイトル1~10
編著者名
新出 久二 著
出版者
新出久二
出版年月
1994年(平成6年)8月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
220p
ISBN
NDC(分類)
289
請求記号
289/N72
保管場所
閉架一般
内容注記
著者のヨミは推定
和書
目次

序(山本忠夫)
 
まえがき(新出久二)
 
一 先ず妄留守とは何か?
モグリ交信には多くの「スリル」があった
欧文電報と和文電報の相違
逓信講習所に短期間学んだ私には多くの教訓があった
女性オペレーターから学んだものは何か
全国の駅、郵便局は阿呆どもばかりであった
当時の逓信局長は「モールス」のモの字も知らない馬鹿野郎であった
 
二 徴兵検査
徴兵検査の来賓者
写生と射精を間違った間抜けがいた
珍宝の皮を剥かれたのは「日本男子」であった
軍医に向かって撃った大砲(オナラ)の音は大きな音がした
 
三 金沢城への入営
大手門には数多い呼名があった
黒門から糞尿を運び出したお百姓たち
小野慈善院の老人達の悲しい姿
軍隊の「フケメシ」を食わされたのは誰か
出羽町練兵場の廃止
六人の入営者がいた
通信競技大会に優勝したのは誰か
金沢城郭の図面
 
四 深い友情と死の決別
軍隊の特技教育とは何か
転把廻しを誰がやったのか
巡察将校に馬糧を吹きかけた新出一等兵とついでに馬糞も吹っかけてやれと言った町口一等兵
二人は同級生であり「同穴の同志」でもあった
私の今日の喫煙癖は天皇陛下の恩賜のタバコであった
通信講堂でトンツー・トンツー・トンツーばかりを打っていた戸田一等兵
三人の同級生と軍隊生活の出会い
 
五 日本軍・暗号作業の機密
第一次作業、第二次作業、第三次作業の真相
暗号作業は正に「彼我」の「雌雄」を決した
日露の戦役には偉大なる旗ふりは二人いた。支那事変、太平洋戦争には旗ふりは一人もいなかった
大本営首脳部の戦慄と驚愕
 
六 金沢師団「軍法会議」の真相とその全貌
金沢師団司令部の機構
「衛戌監獄」とは何か
敵前逃亡、野戦逃亡、敵前撤退作戦の全貌
ビルマ、インパール作戦の真相
固有名称と通称名の相違
野戦逃亡兵の措置はどの様に始末をしたのか
 
七 第一特殊警戒隊(司九八一三部隊)の謎・機密とは一体何を指すのか
隊長の性格と風貌
旧東海道線の旅
「日蘭丸」の乗船
「SOS」とは何か
ブラウン管を初めて開発をしたのは日本電気(株)であった
首相兼陸相、東条英機大将に内地と現地軍に多くの幕僚が随行した
蘭銃で自決をした日本軍がいた
自分たちの「首実験」をしたのは「インドネシア」「マレーシア」人と蘭軍、米軍、英軍(連合軍)であった
纏足婦人に妄留守を打たんとした助兵衛、水兵
 
八 青春時代の恋愛と茨の道
郵便局の窓口とは何か
モールスと珠算は両立しなかった
電話工手の使命は何か
交換手の使命は何か
私と交換手の秘められた恋
ガラン島の捕虜生活の悲哀
バシー海峡の波濤は魔の波濤であった
彼女は美人薄命であった
 
九 徴集と召集(赤紙)の大きな違い
軍隊は正に「懲役の場」であった
戦争体験者だけが「望郷」の念を知るのである
 
一〇 私の四年間の戦陣生活
陣中勤務あれこれ
 
一一 本書に関係ある用語の解説
 
追記