凍土に生きる
- サブタイトル
- 中国残留婦人の手記
- 編著者名
- 田村 久江 著
- 出版者
- プラザ
- 出版年月
- 1993年(平成5年)4月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 231p,図版1枚
- ISBN
- 4878920378
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/Ta82
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 著者の肖像あり
- 昭和館デジタルアーカイブ
序文
はじめに
戦禍――満洲の開拓地
童年の夢
やって来た大陸に失望
ソ連の侵入で地獄図絵
運命の八月九日
伊藤さんの一声が死を救う
築きあげた拓地を捨てる
生き地獄の北学田難民生活
日本へ引揚げの夢
激動――第二の人生
看護婦で天職貫く決意
まだ終わらない責任と任務
動乱の町に生き抜く
売られ、逃げる女性たち
中国人と結婚を決意
四年後に夫と死別
自分で選んだ第二の夫
十数年ぶりの故郷の便り
望郷――日中友好の絆
日中友好の日が来る
三十年目、涙の帰国
肉親や旧知と交流の日々
探し当てた二人の消息
三十年の重荷を下ろす
八ヵ月の在日も訣別の日が
帰国して故郷をなつかしむ
福岡の訪中団と北地を慰霊
孤児の肉親探しが始まる
懐かしい伊位哈、北学田へ再び
日増しに高まる日中友好の輪
初恋の訓練生との別離
孤児面接の通訳をつとめる
懐かしい出会いと悲痛な別れ
感動――残留婦人の涙
孤児を育てた中国人に日中友好の魂
気仙沼からの訪中団、残留婦人への理解深まる
親を捨てる子、助ける子
園芸で育てた友好の草花や作物
欠席の同窓会から数々の慰問品
故郷山口の訪中団と公墓を訪問
日本の土産に嫁も心ほぐす
テレビ「凍土に生きる」に協力
病床の夫を残して二回目の訪日へ
痛恨――戦争は終わらない
再び故郷で旧懐の人を巡る
残留婦人達に戦争は終わっていない
万感胸つまる気仙沼交流の会
九州宇土で姉と妹の友誼の絆
旧師、旧友と懐かしの会合の花
肉親と別れ、仏壇に髪を
拓友との別れの盃、別れの歌
病める夫を思い一路帰途へ
夫の不慮の死に呆然となる
神内様一行の来日が幸せを呼ぶ
冷たい日本政府に怒り
テレビの全国放映の反響
戦争の悲劇、だが強い残留婦人たち
終わりに当たって
あとがき
題字(神内良一)
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