みんなかつことをしんじてた

発刊の辞
　
個人的体験としての戦争（くろはきよたか）
　
第一章　米鬼の悲劇〈B-29撃墜事件〉
金髪の死体（渡井孝幸）
突け！米英の心臓を（太田川幸雄）
こいつらが兄貴を殺した！（望月康夫）
豚の遺骨はいつ帰る（滝菊枝）
　
第二章　皇国民錬成の日々〈学校編〉
ママー人形は鬼畜米英だ！！（太田稲子）
母の“決戦めし”（永井はるよ）
“英雄”志願（望月義雄）
はがされた日の丸（梅田由紀子）
表彰された新聞少年は（木田好保）
天子様のからだです（土屋忠太郎）
大久保国民学校での生活（土屋忠義）
授業を変えた大久保小見学（阿部源一郎）
私は大人を信じられなくなった（川井フミ子）
恥ずべき思い上り（片山富士夫）
一億玉砕（川崎利子）
　
第三章　壁に耳あり障子に目あり〈地域編〉
見えたのはタイヤだけ（稲葉静江）
盗み見た陛下（栗田五郎）
集合ラッパを聞くたびに（小池きん子）
ヒトラー・ユーゲント（杉原十郎太）
“米英撃滅”藁人形（栗原好子）
戦時下の教壇に立って（青木寿子）
慰問袋――勝利を信じて（菊田はな子）
父を病気で亡くして（市川かね子）
　
第四章　銃後の守り〈家庭編〉
兄の出征（渡辺みさを）
私は飛行機乗りの妹だ（池谷幸子）
銃後職場奉公（原妙子）
孝行娘ひろちゃん（竹田ひろ）
供出に耐えて（市川幸夫）
僕が父さんの代わりだ（久保田一裕）
看護婦志願（小林勝子）
立派な「少国民」に（鈴木麗子）
　
あとがき
　
資料「戦時中、学童だった方に関する意識調査」の概要

国立国会図書館デジタルコレクション
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