図書ジドウ ブンガク ノ ソウゾウ000052275
児童文学の創造
サブタイトル1~10
編著者名
西本 鶏介 著
出版者
大阪教育図書
出版年月
1970年(昭和45年)4月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
293p,図版1枚
ISBN
NDC(分類)
909
請求記号
909/N84
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書
目次
一 児童文学の伝統と創造 ―新しいロマンチシズムを求めて―
童話から小説へ
詩人と小説家の融合
児童文学の中の政治と文学
詩をなくした貧乏悪物語
思想的イメージと童話的イメージ
児童文学のシュールレアリズム
良質な個性を持つ作家群
ネオ・ロマンチシズムへの一つの道
二 戦争体験と児童文学 ―その作品をめぐって―
共通体験と個体験
民主主義児童文学の崩壊
「燃える湖」について
戦争悪をのりこえる文学を
三 こんにちは、未明おじさん
永遠の生命を持つ文学
「さよなら未明」の主張
感激に生きる芸術家
人生に対する行動者
偉大な過去の伝統
ネオ・ロマンチシズムの花園
四 児童文学とヒューマニズム
一生を徒労に打ちこむ
ヒューマニズムとはなにか
自己を愛する本能
大正デモクラシーと童心文学の成立
伝統童話のヒューマニズム
個人主義ヒューマニズムへの認識
五 戦争児童文学論 ―その方法をめぐって―
解体してしまった戦争体験
個体験による戦争の真実
何故戦争を描くか
現代に通じる戦争体験
戦争のなかの人間
戦争をどう書くか
六 娯楽と文学に一線を
七 児童文学批評の基準
文学の原点に立つ(西沢正太郎)