図書目録コドモ ニ センソウ オ ドウ オシエルカ資料番号:000052269

子どもに戦争をどう教えるか

サブタイトル
編著者名
石上 正夫 編
出版者
文化書房博文社
出版年月
1982年(昭和57年)8月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
412p
ISBN
NDC(分類)
375.1
請求記号
375.1/I73
保管場所
閉架一般
内容注記
増補改訂版
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

序章 平和を守り真実を貫く民主教育の課題(石上正夫)
教育の原点としての平和教育
戦争児童文学を子どもにどう出あわせるか
 
第一章 軍国主義に傾斜するマスコミ文化と教育(石上正夫)
はじめに
戦争をカッコよく描く子ども週刊誌
子ども週刊誌はこんなに読まれている
子どもの生活ときりはなせないテレビ
マスコミの動向に国民的注視を
テレビ・週刊誌と子どもの興味
根性ものは軍国主義の土壌をつくる
逆行への第一歩を踏みだした教科書
現代を操作する基底にあるもの
軍国主義を育成した教育と児童文学
平和と民主教育を守る国民的結束
 
第二章 子どもたちのための戦争文学と読書指導
はじめに(石上正夫)
トビウオのぼうやはびょうきです(1年生)(庄司早智子)
かわいそうなぞう(2年生)(名執允子)
たったひとつのおかし(3年生)(船越信)
ひとつの花(4年生)(原田鎮彰)
救命艇の少年(5年生)(古川莢子)
火の瞳(6年生)(浅川展行)
戦争についてうたった詩(時田功)
変わっていった子どもの戦争観(石上正夫)
 
第三章 児童文学による平和教育の可能性と問題点
共同討議/この作品で何がどう教育できか(石上正夫) ―長崎源之助作『ゲンのいた谷』をめぐって―(那須田稔/三枝康高/香山登一/勝尾金弥/深井一郎/関英雄/司会・横谷輝)
〈付〉この作品で描ける内容には限界がある(長崎源之助) 怪獣ゲンを登場させた意図/心情的な脱走場面には反省/描きたかった疎開児童の姿/文学だけでは教育できない
《子どものための戦争文学》教材表(時田功 ほか)
 
第四章 事実と知識を通して戦争を考えさせる
わが子に戦争体験を語る父母たち(高木勝)
社会科で戦争をどう教えるか(岩井幹明 ほか)
 
第五章 原爆を正しく教えるための構想と課題(田川時彦)
《問題提起》どう体験を語り継ぐのか
原爆は現実の問題(事実の連続)
教育の現実(教科書と教師)
体験から表現へ(その一)
体験から表現へ(その二)
文学教育の構想の中で(教材編成)
 
あとがき(石上正夫)
編著者および共同討議参加者一覧表
 
装幀・題字/小貫政之助

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