赤紙ってなあーに
序文
戦場での体験
こんなつまらないこと(亀井栄一)
私は生きてくるよ(和田恵美子)
「死んで帰って来いよ」と見送られて(和田久美子)
広島へ救援に入った祖父(茂木伸司)
看護兵になったおじいさん(茂木宏志)
北方で兵隊になったおじいさん(渡部久)
命がけで戦った祖父(石川徹)
兵隊も竹やりで訓練(菅原悦)
父の兵隊学校の話(井上新)
六年間の苦闘を語ったおじ様(石川秀和)
赤紙ってなあーに(八幡司)
きしか半島のおじいさん(長谷川喜美雄)
マラリアにかかったおじいさん(菅原美智)
看護兵にだった祖父(石川栄美)
イモリも食べたおじいさん(阿部正幸)
中国で戦った祖父(長谷川利恵)
留守宅を守った家族の苦労
あの頃はやだもんだった(大滝淳)
なんでも国民のつとめと考えて(須藤勇介)
「負ける」と言ったら非国民(兼子由美)
いやな思い出(斎藤和由)
「神風」を信じて(神尾幸子)
名入りのスプーン(渡部克之)
土蔵の窓わくも戦争に(渡部廣美)
青葉をつけて働いた(八幡晋)
農作物の穫れ高は半分に(石川秀和)
米も配給だった農家の暮らし(上野徹)
馬に苦労したおばあさん(渡部智)
千人玉を結んだ母(山口幸治)
赤いランドセル(石川陽子)
すみも背負った小学生の母(佐藤一子)
「町のおかゆ腹」といわれて(斎藤節)
なんでも不足した(渡部久)
栄養失調を語った舞鶴のおばさん(佐藤一子)
がまんして食べた「だいこんめし」(兼子純子)
かでめし(石川健)
防空ごう(山口美樹)
灯りがもれないように(阿部順一)
高等科の勉強は週二日(佐藤一子)
鉄くずを集めて表彰された(佐藤美保)
戦争はこわかった(石川マリ)
戦争終わってゆっくりした(阿部栄美)
戦争は二度としたくない(阿部千鶴子)
あとがき
この本を書いたこどもたち