母たちの戦場
- サブタイトル
- 平和への願いをこめて;8 聞き書き(千葉)編
- 編著者名
- 創価学会婦人平和委員会 編
- 出版者
- 第三文明社
- 出版年月
- 1983年(昭和58年)7月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 289p
- ISBN
- 4476075088
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/So32/8
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
まえがき
I 炎の中を生きのびて
〈千葉空襲〉
機銃掃射の中を生きのびて(斎藤かね)
“最後の別れ”に涙した料亭倉田家(松本澄子)
ザクロのように割れた妹の頭(三枝和子)
血とススにまみれた夫の死体(土居都代子)
〈銚子空襲〉
電動式地空壕で散った親友(黒田まさ子)
手足にのこる空襲の爪あと(宮内弘子)
教え子の無事を祈った日々(安藤亮子)
兄の遺骨は石ころひとつ(杉浦てる子)
〈茂原空襲〉
「生命だけは」と逃げ回った日々(大多和とく)
〈館山空襲〉
涙で見送った少年特攻兵(伊藤た幾)
流れついた缶詰が爆弾だなんて(鈴木文子)
II 母たちの戦場
〈銃後の守りといわれて〉
戦争に奪われた“妻の魂”(桜井清子)
母と娘が生き抜いた戦中戦後〈I〉(池田とよ)
母と娘が生き抜いた戦中戦後〈II〉(宇畑房子)
「伜を返せ」「兄きを返して」(露崎こう)
お腹いっぱい食べさせたい(高宮君子)
〈かり出された女たち〉
大日本国防婦人会(伊藤せい)
女子消防隊救護班(小川美智子)
勤労奉仕(太田和光子)
女子挺身隊(所長子)
看護婦(大野せき)
女子通信士(半田利江)
〈母も子も飢えて〉
供出に泣かされた農家(鈴木貞子)
白い御飯は夢の中だけ(柘野貴美枝)
疎開児童の“母”だった柏原先生(大野ひさ)
〈戦時下に新たな生命が〉
炎の中の出産、そして死(橋本あさ子)
助産婦として生きる(影山よし)
〈占領下の街で〉
敗戦のつけを払わされた女たち(匿名)
≪座談会≫戦争体験をどう語り継ぐか(木村治美/梶原昌夫/今野しげよ/平栗節子)
≪解説≫戦争の自分史(鈴木均)
編集後記
装幀(高久省三)
表紙・本文イラスト(前田寛)
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