図書センソウ ト オンナ タチ000052245

戦争と女たち

サブタイトル1~10
編著者名
高橋 三枝子 著
出版者
ドメス出版
出版年月
1983年(昭和58年)8月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
210p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/Ta33
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

二通の遺書――戦争未亡人と呼ばれる刻印・青木琴さん
二通の遺書
赤い紙
寒い朝
暗い時代
強権発動
老後は幸福に暮らすべし
 
三度目の護身薬――ハバロフスクに埋めた青春・太田リサさん
陸軍病院七九一
護身薬
伝染病院ドック・ブラゴエチエンスク
ハバロフスクの青春
佳木斯(チヤムス)会
リンゴの唄
「侵略者」と「愛国心」
 
満蒙開拓の花嫁――戦後を支えた逃避行の体験・武藤ハギエさん
満州開拓のあゆみ
大陸の花嫁に
土塀のうちとそと
子を埋める
騎馬隊の奇襲
無蓋車での逃亡
復讐
ニベソツに
トムラウシに
 
東京部落のひと――空襲に追われ、飢えとの闘い・新居正子さん
拓北農兵隊
警備隊員
牛小屋の疎開者
風船爆弾
北海道に
馬を殺す
掌のなかに卵が
PTA会費
戦争の代償
 
大シケのオホーツク海――砲弾のなかを脱出(密航)・田原トキさん
天皇のこえ
駐留軍
女を欲しがる
三角波に乗って
夫のふる里
命の綱
 
密航の値段――白い切符を手に・井本恵美子さん
密航の値段
女の児は捨てれ
他人の情
 
艦砲射撃――リヤカーの上でお産・和田玉枝さん
逃げる途中、リヤカーでお産
運命を分けた連絡船
国境
津軽に
山臼に
塩を作る
 
国境からの逃避行――抑留の日々・村上美津江さん
終熄求める“至急電”
強奪される避難民
射殺された軍使
“白虎隊”敵中に突撃
ようやく引揚げ
真岡に逃げる
銃殺
朝鮮人のこと
珍内に戻る
働かざるものは
 
望郷――返らぬ国後に執念を燃やす・渡辺ミヨさん
身ひとつで国後に
ソ連兵の上陸
シベリヤ送りの兵隊たち
軍事裁判にかけられる
 
流氓の旅――動乱の韓国に生きる・吉田イワさん
金光豊との結婚
夫の母
わが子の行方も知れず
二通の手紙
帰国
 
慟哭の山河屯――夫と二児失い異国の再出発・武藤ヨシエさん
開拓地の日々
逃避行
二度目の開拓地
十勝岳の爆発
賭ける
 
私は戦争孤児――動乱の北満から・斉藤貞子さん
八月十一日佳木斯
スイカの飛行場
長春(新京)吉野町
造花をつくる
取り戻した電球
わたしは戦争孤児
 
あとがき