図書目録ワタクシ ニトッテノ センソウ資料番号:000052079

私にとっての戦争

サブタイトル
体験者は語る平和のなかで
編著者名
朝日新聞社仙台支局 編
出版者
宝文堂出版販売
出版年月
1988年(昭和63年)5月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
187p
ISBN
4832300105
NDC(分類)
916
請求記号
916/A82
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

第一部 体験記「私にとっての戦争」
十ヶ月に及ぶ地獄の入院(東北電力会長・玉川敏雄)
つらかった令状配達(宮城県出納長・鈴木淳)
夫が戻る安堵と喜び(宮城県消費者団体連絡協議会会長・桜田治子)
平和の中で産婦人科を専攻(スズキ病院長 東北大名誉教授・鈴木雅洲)
〈外地―望郷の念〉
黒い骨片二個“無言”の帰国(加美山あい子)
「国境越えに地獄を見た」(遠藤史子)
ラバウル島のチコチャン鳥(渡辺大年)
軍見捨てたが外人が親切に(井口祐夫)
反対押し切り報国の看護婦(小野寺礼子)
救いの婦人一塊の氷片(益口政明)
兄の最後の地南の島で泣く(渋谷ケイ)
故国を目前に海に消えた兵(小野寺郁子)
五十銭銀貨をやった子は今(小池亮)
文字通りの長い逃避行(岡田富子)
〈残虐・飢餓そして死〉
捕虜殺しに地獄を見た(匿名)
死闘を続けたガタルカナル(阿部彰晤)
吹雪とおし教え子の声(高橋正孝)
クサイ島で飢餓地獄に(石本健二)
「勇敢」の実態目の前で殺し(広野武蔵)
タコツボで特攻隊の終戦(小野寺盛)
古参兵の暴力いじめの毎日(津田達夫)
病兵から奪い現地人襲って(荒井幹夫)
ダイナマイト抱えて壕内に(日下一)
トラック島で食糧難地獄に(三浦誠)
自決の真相今も語らず(高橋博)
沖縄特攻で次々と死ぬ(小谷周一郎)
飢えに苦しみ死肉煮る兵隊(佐藤司)
ごちそう思い頑張り続けた(阿部大貳)
避難した壕で全員生き埋め(青木周三)
死者続出した厳寒の収容所(千葉平八郎)
〈別離―再会〉
わずか30分で面会は終わる(佐藤三雄)
父戦死の公報母は座り込む(半沢礼子)
特攻兵との淡いロマン(匿名)
残務の手伝い少年兵の帰隊(高山真澄)
「英霊」の木片父無言の帰国(蟹沢聡史)
小樽の街で弟との別れ(高橋健吉)
突然の父帰宅家の中に太陽(鈴木怜子)
息子を失った悲しみは深く(星きくよ)
たった一年で級友八人戦死(佐伯春夫)
姉の子供らと空襲の中上京(佐藤きく)
〈銃後の女・子供〉
学童疎開から結果は死地へ(坂本哲朗)
殺人的だった中学軍事教練(三塚泰平)
早死にの子の笑顔が浮かぶ(根本喜美子)
「玉音放送」に新米教師衝撃(藤原えい)
疎開先で友と母の名を呼ぶ(油井不二夫)
結婚50日目で夫に召集令状(山辺つよし)
ひしの実採り兄の慰問袋に(大町敏幸)
夫の戦死で耐える毎日(鈴木キヨノ)
勉強よりも食糧の増産(柴田実)
田舎の空襲父は動かず(遠藤二女子)
未成年者も連日の訓練(中根巡)
血判を押して女性予科練を(岩淵栄子)
〈仙台空襲の悲惨〉
黒焦げの死体思わず目を覆う(佐藤浜子)
ここかしこに無惨な犠牲者(渡辺常吉)
一番の宝物のビー玉溶ける(小林昂)
父を捨て逃げ自責する息子(匿名)
防空壕を直撃中で友と泣く(泉芳子)
傷あとうずき惨状思い出す(伊達忠敏)
母と逃げたあの空襲の夜に(庄司淳子)
杜の都中心部一夜にし廃墟(森兵二)
空襲で焼けたたんすの着物(仁田耕一)
〈平和を祈る〉
息子の姿に平和を痛感(米沢彰)
長崎の爆心地爆心センター(木村一治)
ヒロシマへ意義ある旅(栗村和夫)
八月になると思い出す「本」(高橋伸江)
幽鬼の復員兵今も無事祈る(岡本峻道)
わずかな銃弾初空襲でゼロ(竹中新平)
広島で知った原爆の惨めさ(笹本ミイ)
忘れられない重病馬の処分(菅原貞一郎)
●戦争取材班から
 
第二部 記者リポート・平和のなかで
それぞれの戦争
ささやかな同窓会
埋もれた歴史
おじさんたちの反戦
忘れずの鐘
現代の防人
軍国少年はいま
日の丸考
 
第三部 資料編
終戦時の女子挺身隊松風寮名簿
年表
 
あとがき

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