ふたたびくりかえすまい
- サブタイトル
- 私の戦争体験記
- 編著者名
- 私の戦争体験記編集委員会 編/町田市企画部企画課 編
- 出版者
- 町田市
- 出版年月
- 1988年(昭和63年)2月
- 大きさ(縦×横)cm
- 27×
- ページ
- 4,202,44p,図版4枚
- ISBN
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/W45
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 年表:後付p2‐44
- 昭和館デジタルアーカイブ
口絵
序文
編集にあたって
I 戦場体験
バターン半島の激戦(多胡正治)
一瞬にして火の海(江沢三郎)
輸送船「武陽丸」の最後(伊藤勇)
黄土にまみれて(土田穰)
華北警備の前線で(吉村喜代司)
侵略戦に駆り出された私の青春(三上浩司)
道なき道の行軍(富重利徳)
呉淞戦点描(和田正治)
柳条溝の夜(山田龍雄)
不安を感じた二度目の応召(齋藤荘三)
S兵長への反抗(佐藤政志)
二度とあってはならない(片野正)
一つ星の軍服(古家静夫)
貴様、あとにせい(尾地徳松)
海よ、波よ、明日も静かに(鈴木末男)
豪雨の中に飢えて(尾野吉範)
インパール戦、コヒマ前線の回想(江上忠男)
インパール作戦生き残りの兵士(川野秀一)
隣の船に魚雷命中(蜷川金作)
南方戦線奮戦記(峰尾福一)
ただひとり「粉骨砕身」(上田孝一)
ふたりの想い(三橋国民)
月影(三橋国民)
ラバウル戦犯の思い出(山本武男)
戦死者の大半は餓死(岩井年美)
ジャングル行(岡崎武)
セブ最後の五〇〇高地(中平唯男)
全滅の谷間を生きのびて(小林真美)
万死に一生を得て(萩原英雄)
今も瞼に残る凄惨な想い出(榎本孝康)
二人の兄を戦争で失う(志村くに子)
抑留中に妻子の悲しい死(中島長一)
戦争体験と犠牲(岩田武三)
戦争、その心を伝えたいけれど(高辻士)
艦載機の掃射に怯やかされた三か月(笠原盛吉)
II 空襲体験
飛行機工場での空襲体験記(岸竹司)
空襲(久保田節子)
フルマラソンの距離を日帰り(近藤義文)
東京大空襲のあくる日(榎本一子)
父と私、火を消しあって(高安良貢)
三月十日の大空襲(横山通子)
奇跡的に助かった親子三人(酒井美津)
一夜にして父母と弟を失う(志村とき子)
美しきマネキン人形(諸星マツ江)
郡山の大爆撃(鹿志村キヨ子)
東京大空襲(●道(しゅんどう)百合子)
駆けなければ踏みつぶされる(野村婦久子)
見渡す限り火の地平線(山本修司)
東京大空襲下の救護所(上田克郎)
午前三時三〇分、一抹の涼風(塚本房吉)
あと三分の我慢(古川まさ)
ダンテの地獄絵を見る思い(鷲見万春子)
火が降った(小宮みすず)
戦争と少年の記憶(内田録太郎)
赤紙と空襲のダブルパンチ(前原武夫)
横浜大空襲(井上美江子)
土浦海軍航空隊への猛爆撃(石田浩)
同僚全員爆死(国領政雄)
呉、七月一日夜の空襲(澄川正子)
戦争と少年期(森進治)
少年の頃の思い出―富山空襲―(牧野信次)
あの一瞬の惨劇(木谷始)
広島で被爆した軍国少年(寺沢茂)
どくだみの花(三田村良子)
原爆秘話(三山信彦)
被爆体験記(飯田せい)
父から聞いた昭和二十年八月六日(勝川智子)
「残念だ」の一語を残して(伊藤鶴代)
一二歳の夏(西田恒子)
III 抑留・引揚体験
捕虜は悲し(塚原忠義)
シベリア抑留生活を想う(鈴木卓)
ラーゲルの一冬(坪井勅滋)
暗転の日、十月六日(上野正夫)
騙され続けて三年三か月(山内菊雄)
海と思ったバイカル湖を過ぎて(佐々木広)
一七日間の短い兵隊(平井春次)
奉天被服廠で勤労学徒指導(野崎敏雄)
錦州市で迎えた終戦(岡崎智恵子)
外地で迎えた終戦(長谷川豊子)
終戦も知らされず夜行軍(後藤正治)
戦禍を超えて(竹内てる)
両手で差し上げた赤ん坊(遠藤義也)
左腕に受けた重傷(平田光恵)
美恵子想いでの記(野崎ハツ子)
笹川さんのはなし(堀妙子)
趣を異にした敗戦後の生活(吉村喜代司)
中国の国内戦を体験(長谷川豊子)
ソ連兵と日本兵との共同警備(横尾四郎)
死の三八度線を越えて(山下梓)
孤児と共に(中村登美枝)
さらば故郷、京城よ(櫻井小夜子)
朝鮮からの引き揚げ体験(木村正子)
終戦の頃の三八度線(浅野圓治)
台湾から鹿児島へ(上村美保)
熱帯での野外労働(北尾陽左右)
私の捕虜記(加山達夫)
IV 生活体験
モンペ姿の新任訓導(市川行子)
疎開学寮の思い出(梅沢美代子)
ひもじさゆえに(松本邦子)
学童疎開一年四か月(納土綾子)
東京の疎開っぺ(小池利一)
ビスケットの思い出(多田恂子)
戦時の女学生(佐藤ミチ子)
トマトの木―その夏の記憶―(山本幸子)
少女が味わった「戦争」(真渕フサ)
決戦パンの想い出(小峯邦男)
戦時下の学業(田中収得)
備えあれば憂いあり(丸山武)
戦争と中学生(東末孝)
母に捧げるの記(中丸祐昌)
戦いの傷あと(小林山一)
星の下の合唱(高橋菊子)
父の戦争体験記(玉村初枝)
学徒動員―試作戦闘機の機付整備員―(田中彰)
父島へ(市村博)
とっておきの話(玉川雄之助)
最後の特攻要員(金成雅史)
原爆搭載機(?)を追尾(宮内富美夫)
人生の奇遇と憲兵(野村二郎)
苦労した物資の割当て(細野暉)
戦中戦後のくらし(宇田安佐)
母の雄叫び(江上文香)
二度とくりかえすまい(本間美智子)
反戦の六十余年(黒滝チカラ)
悪夢の日日(山中三千代)
台湾の小さな駅で(本間とし)
さようなら、あなた(山岸千春)
あるだけの涙を流した思い出(大原伊佐緒)
用語解説
年表
編集後記
カバー背景写真(東京大空襲の焼野原(東京都教職員組合発行「平和教育パネル・一九四五年東京大空襲」から))
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