図書ジッサイテキ カンゴ ノ ヒケツ000051978

實際的看護の秘訣

サブタイトル1~10
家庭に於ける 實地方面の養生手当と民間療法 女の衛生と子供の育て方
編著者名
築田 多吉 著者兼發行
出版者
三樹園社
出版年月
1942年(昭和17年)10月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
34,39,870p,図版4枚
ISBN
NDC(分類)
598.4
請求記号
598.4/Ts67
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
附録:民間療法、物理療法の研究 いろは索引:p31‐39 1235版
和書
目次

第一章 鈴
◎此本を書いた動機
◎主婦の御方に御相談
◎看護上の智識が無いから急病の時狼狽します
◎大事な處に氣が付かないで手遅になつた
◎他人の看護と身内の者の看護の利害
◎醫師の撰擇と醫師を代へる場合
◎重病や質の悪い病氣を本人に知らせる事の利害
◎心靈治療の奏効する眞理
◎ラヂオの放送で奥様方に警告
◎不思議の靈效あるハブ草の研究
◎外科手術を受くる場合の參考話
◎民間療法に就て
 
第二章 家庭看護の要領
◎ゆるかせい出來ない病人の室と寢床
◎冬季室内温度の調節と温度を經濟的に保つ方法
◎室内空氣交換の仕方
◎醫者を迎へるまでの注意と準備
◎室内の整頓と清潔法
◎重病人の衣服はどうして着換さすか
◎重病人の床換へはどうするか
◎重病人の身体を拭く方法と順序
◎重病人や子供の病人に藥や食物を與ふる時の注意と方法
◎苦い散藥を飲ますには
◎服藥時間の事
◎ヒマシ油の効能と其分量
◎ヒマシ油の飲ませ方
◎体温計の使方と体温の計り方
◎脉の計り方
◎素人でも斯様にすれば脉搏の研究が出來マサカの時や不斷に便益が多い
◎呼吸の状態で熱の有無や病氣の輕重を見分けることが出來る
◎嘔吐の原因、吐く時の注意並其手當
◎「うがひ」の仕方と其効果
◎灌膓の仕方
◎重病人の兩便は斯ふしてさせます
◎「とこずれ」の豫防と其手當
◎芥子泥の作り方と貼り方は斯ふします
◎温菴法の種類と其仕方
◎冷菴法の種類と其仕方
◎胸や「のど」の濕布の仕方
◎蒸汽吸入は斯ふしてやります
◎酸素吸入の仕方
◎坐浴(腰湯)と脚浴の仕方
◎家庭按摩(マツサージ)の仕方と其効能
◎重病人や發狂者を伴れて入院又は汽車旅行する準備と途中の注意竝に其實驗談
◎簡易繃帶
◎病人食調理と榮養素の話
◎如何にして病人の榮養を保持すべきか
◎人口榮養法の話
 
第三章 呼吸器病の看護法
◎感冒(流感は傳染病の項にある)
◎感冒根治の抵抗療法
◎咽喉の病氣
◎肺炎、氣管支炎
◎肺結核(肺病)(肺癆)
養生手當
◎肺壞疽
◎肺病、肋膜炎初期快復期の抵抗養生法
◎精神的抵抗と肺病肋膜炎との關係
◎肋膜炎
◎瘰癧(グリグリ)容體と其手當(呼吸器病に非ざれども便宜上此處に入れます)
 
第四章 消化器病の看護法
◎消化器とは(食道、胃、腸、十二指腸、盲腸、肝臓、膵臓、消化液の話)
◎急性胃膓カタル、胃痙攣
慢性胃膓カタル
◎胃アトニー、胃擴張、胃下垂、胃酸過多症
◎胃潰瘍、十二指膓潰瘍
◎胃癌、食道癌
◎常習便秘(大便ひけつ)(通じが遅い)
◎膽石病(腹の中へ石が出來て時々非常に痛む)
◎肝臟病
◎イレウス(腸閉塞、腸捻轉)
◎カタール性黄疸、初生兒黄疸
◎蛔虫病
◎十二指膓虫病
◎絛虫病
◎盲膓炎(虫様突起炎)
◎膓結核
◎腹膜炎(腹全體が腫れる病氣)
◎痔疾
◎鼠徑(ヘルニア)(脱腸)(腸の下がる病氣)
 
第五章 血液及代謝關係の重なる病氣
◎心臟病
◎糖尿病(尿中に砂糖が出る病氣)
◎腎臟病
◎腎盂炎
◎血壓亢進症(動脉硬化症)
◎脚氣
◎バセドウ氏病
◎貧血
 
第六章 傳染病の看護法
◎傳染病總論
急性傳染病(法定傳染病)
◎膓チフス、パラチフス、發疹チフス
◎赤痢
◎コレラ
◎ペスト
◎猩紅熱
法定外傳染病
◎嗜眠性腦炎(流行性腦炎)
◎流行性感冒(流感)
◎狂犬病(恐水病)
◎丹毒
◎マラリヤ(間歇熱)
 
第七章 神經系の病氣
◎腦及脊髄神經の概要
◎頭痛
◎癲癇
◎卒中(腦溢血)(中風)
◎動脉硬化、卒中の豫防法と養生法
◎腦貧血
◎腦充血
◎神經衰弱
◎ヒステリー
◎神經痛とレウマチス
◎脊椎カリエス
◎小兒脊髄麻痺(急性前脊髄灰白質炎)
 
第八章 小兒病の看護法
◎小兒病の話
◎小兒消化器病に就て
◎消化不良症(食物がコナレヌ病氣)
◎小兒胃膓カタル(腹下り)
◎疫痢(法定傳染病)
◎鵞口瘡(口粘膜カタール)容體と養生手當
◎子供の間食に就て
◎腦膜炎
◎所謂腦膜炎
◎ヒキツケ(痙攣)
◎小兒呼吸器病に就て
◎麻疹
◎「ヂフテリー」
◎流行性耳下腺炎(お多福風)
◎百日咳
◎子供の鼻つまり療法
耳だれ
 
第九章 皮膚病
◎皮膚の生理
◎湿疹の手當
◎子供の顔や頭の「ふきでもの」が不思議に治る民間療法
◎白癬、癜風、水虫の手當
◎頑癬、いんきん、たむし
◎疥癬の手當
◎禿頭病
◎梅毒性脱毛の手當
◎頭虱、毛虱の速効藥
◎蕁麻疹の手當
◎汗疹豫防と民間療法
◎腋臭の手當と民間療法
◎豆(手や足の)が治る民間療法
◎疣が容易くとれる民間藥
◎凍傷豫防と其手當
◎●(せつ)、癬、疔が出來た時の手當と民間療法
◎ふるきず(惡性潰瘍)が不思議に治る民間療法
◎打身、炎症に利く民間療法
◎●疽(へうそ)の手當と民間療法
◎ハゼまけ、肥まけ、ウルシまけの民間療法
◎手や顔の「キメ」を良くする「ベルツ」水
 
第十章 眼病
◎眼の構造概要
◎角膜炎の應急手當
◎トラホームの話
◎痳毒性結膜炎(膿漏眼)の手當
◎眼中異物が這入った時
◎結膜炎(眼充血)の手當
◎夜盲症(とり目)の手當
◎ソコヒ眼の話
◎角膜軟化症(疳の目)
◎星目の話、色盲の話、眼精疲勞の話
◎近視眼の民間療法
◎老眼、近視、ソコヒ等を豫防する指壓療法
◎眼病の名灸、目疣の灸
◎眼諸病に有効なるハブ草
◎斷食療法の効果
 
第十一章 耳病と鼻病
◎耳の構造概要
◎外耳炎の容体と其手當
◎中耳炎の容体と其手當
◎耳中に豆類虫類其他の異物が這入た時取出す法
◎鰌療法で中耳炎が治つた實例
◎鼻の病氣
◎鼻血(衄血)の手當
 
第十二章 花柳病
◎性病に對する理性の判斷
◎黴毒(梅毒)
◎淋疾
◎軟性下疳
 
第十三章 救急手當
◎止血法の概要
◎創傷の應急手當
◎打撲傷の民間療法
◎骨折の應急手當
◎關節脱臼の應急手當
◎熱傷の應急手當
◎とげ拔に著効ある民間療法
◎人工呼吸法
◎高所から墜ちて人事不省になった時の手當
◎卒倒した時の手當
◎火鉢の木炭から出る瓦斯中毒の手當
◎古井戸、鑛坑「ほら穴」等の惡瓦斯中毒の手當
◎日射病の手當
◎牛馬咬傷の手當
◎鼠咬傷の手當
◎毒虫螫傷手當
◎毒蛇咬傷の手當
◎針の折込んだ時の民間療法
◎「のど」に魚骨の立つた時
◎赤海月に刺された時
◎ビン、鐵釘、釣針、其他カドのある物を呑み込んだ時
◎生梅の中毒
◎吃逆を止める法
◎餅の「のど」塞り
◎唐辛子を過て多食した時
◎口中のアレの手當
◎河豚中毒
 
第十四章 雜病
◎喘息
◎肺ヂストマ(肺二口虫病)
◎肝臟ヂストマ(篦型二口虫)
◎膀胱カタル
◎寢小便
◎肩の凝り
◎腰痛
◎寢たがひ(筋違ひ)
◎性的煩悩と素人療法
◎中毒の應急手當
◎猫いらずの中毒
◎酸類其他の中毒
◎食べ合せと中毒
◎齒痛の手當
◎肺壊疽
 
女の衞生と子供の育て方
 
第十五章 處女の教育
◎動き易き感情の波動に注意せよ
◎性的智識
◎月經の障害又は一時の閉止
 
第十六章 姙娠と育兒
◎姙娠の生理と受胎する作用
◎産婆が間に合はぬ場合の應急處置
◎お産に關する參考話
◎姙娠
◎姙娠中の攝生法
◎分娩
◎産褥婦の攝生法
◎初生兒の生理
◎初生兒の看護及榮養法
◎哺乳兒の生理
甲 天然榮養法(人乳で育てる法)
乙 人工榮養法(母乳のない育て方)
丙 混合榮養法
◎種痘
 
第十七章 姙娠に關係ある主なる病氣の手當と養生法
◎膣洗滌の仕方(素人で作れる洗滌藥)
◎惡阻又は姙娠吐逆(あぶない處を助かつた)
◎折角姙娠しても生むことの出來ない病氣
◎子宮後屈又は前屈症の手當
◎子宮内膜炎の養生手當
◎月經困難、月經過多の養生手當
◎子宮外姙娠の話
◎乳の病氣
◎子宮筋腫の話
◎子宮癌
◎卵巣膿腫
◎子癇と姙娠腎
◎産褥熱
◎後陣痛
◎尿閉
 
第十八章 家庭常備藥品
◎素人に使用出來る家庭藥
◎小兒藥の分量表
◎錠剤とはどんなものか
◎ねつさまし
◎虫下し
◎胃膓薬
◎滋養強壯補血藥
◎鎭痙、催眠藥
◎下剤及灌膓藥
◎下痢止藥
◎外用藥
◎梅焼酎の造り方
◎ハブ草種子
◎ゲンノセウコ草
◎素人に出來る尿試驗法
◎屍体の處置
 
附録 物理的療法、民間療法の研究
◎日光療法
◎冷水摩擦と冷水浴
◎カイロプラクチツク療法の話
◎指壓療法(難病根治)
◎X光線の參考話
◎「ヂアテルミー」の參考話
◎「ラヂウム」の參考話
◎健康長壽法の眞髄
◎ベンネツト式若返り法の由來
◎自彊術の話
◎不老長壽に有効なる民間藥
◎斷食療法
◎腺病質の抵抗療法
◎高熱の出た時早期の手當
◎美容術の參考話
◎呼吸法と暗示の話
◎不思議に利く名灸の秘傳
◎肋膜、腹膜の水、腎臓炎、脚氣等の水は譯もなく取れる
◎疝氣の名灸
◎優生學の話
◎「ホルモン」竝若返り法の話
◎榮養論と新陳代謝の話
◎輸血法の話
◎食塩水注射の話
◎ワクチン療法の話
◎血清療法の話
◎石塚式の食養法
◎其他の民間療法
◎棒の様な關節のコワバリを輕快した實驗
◎甘黨と辛黨と煙草の中毒
◎モルヒネ慢性中毒の民間療法
◎氣胸の話
◎人體に關する記憶すべき正常數字
◎カロリー表(熱量)及主なる食品百瓦中の養分表
◎ゲンノシヨウコ草採集に關し讀者へ急告
◎卓効ある梅肉エキス製造に關する急告
◎卓効ある亜鉛華蜂蜜調整の件
◎●苡仁(よくいにん)栽培に關する件
 
いろは索引あり