図書1945ネン ノ レキシ ニンシキ000051957

1945年の歴史認識

サブタイトル1~10
<終戦>をめぐる日中対話の試み
編著者名
劉 傑 編/川島 真 編
出版者
東京大学出版会
出版年月
2009年(平成21年)3月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
xi,300p
ISBN
9784130230568
NDC(分類)
319
請求記号
319/R99
保管場所
閉架一般
内容注記
標題紙裏の欧文タイトル:Reinterpreting early postwar Sino‐Japanese relations:a dialogue in history 「国境を越える歴史認識」(東京大学出版会,2006) の続編にあたる 関連年表:p271‐276 「日中歴史認識問題」参考文献:p277‐288
和書
目次

はしがき(劉傑・川島真)
第1部 〈終戦〉という時代認識
終戦と日本の責任認識問題――蒋介石政府と汪兆銘政府をめぐって(劉傑)
過去の浄化と将来の選択――中国人・台湾人流学生(川島真)
満洲体験の精神史――引揚の記憶と歴史認識(加藤聖文)
 
第2部 〈終戦〉とねじれる歴史感覚
虹口集中区の日本人たち――上海日本人居留民の送還と処置(陳祖恩)
中国に留まる日本人技術者――政治と技術のあいだ(楊大慶) 訳(真保晶子)
 
第3部 〈終戦〉と遺された人々
「ヒト」の移動と国家の論理――後期集団引揚の本質と限界(大澤武司)
中国残留日本人――自国本位の歴史認識を超えて(呉万虹)
留日学生の選択――〈愛国〉と〈歴史〉(王雪萍)
 
第4部 歴史認識問題の現在―日中米からの提案
国境を越え、同時に歴史を研究するということ――『国境を越える歴史認識:日中対話の試み』を読んで(ジョシュア・フォーゲル) 訳(真保晶子)
中日歴史認識問題の多元性――中国学者の思考と模索(帰泳濤)
歴史認識の現在:2008(三谷博)
 
あとがき
関連年表
「日中歴史認識問題」参考文献
索引
執筆者一覧