遠かった祖国

はじめに
第一章　入隊
一ツ星の新兵
面会
外地出発
釜山港上陸
徳州県到着
めし上げ
補充兵
員数検査
演習
泣き女
　
第二章　初年兵の苦労
消灯ラッパ
逃亡
内務班
実弾射撃訓練
休息日
黄塵（黄砂）
検閲
恵民県武定に移動
教育討伐
敵兵の捕虜の刺殺
青筒（催涙ガス弾）
南門分哨
大隊討伐
攻撃
古年次兵殿のビンタ
営倉歩哨勤務
結婚式の行列
夜行軍
下士官候補志願
ハナコ
外出
　
第三章　八路軍の総攻撃
旅団作戦
梨花営
八路軍の総攻撃
チャルメラと夜襲
夜明けの丘
軍艦山
救援の飛行機
援軍
古年兵殿
下士官候補者、予備教育
長辛店下士候隊
下士官の卵
北朝鮮咸鐘南道咸興
終戦
　
第四章　ソ連兵の欺瞞
ソ連軍による捕虜
乗船
ウラジオストック港
捕虜収容所
芋掘り作業
脱走
射殺
アルチョンの炭鉱
発熱
死の貨車移動
満州・牡丹江省愛河
生死の境
　
第五章　シベリアの重労働
再びシベリアへ
マンゾフスカの石炭降ろし
ドラワー・ピリー・ナーダ
犬と猫の味
将校達の吊し上げ
ルチキ平野の草刈り
スパースク陸軍病院の工事
キリピーチ（レンガ）工場
第六捕虜収容所
　
あとがき
題字（熊谷要太郎氏）