戦争体験集
口絵
はしがき(渡辺照慈)
発刊を祝う(唐沢彦三)
一 シベリヤ満州編
シベリヤの抑留生活(山口重義)
牡丹江の赤い夕陽(堀重晴)
敗戦悲話(重田雪子)
夫初治のシベリヤ生活(原わかえ)
満蒙開拓について(呉羽浩)
中国の恩人と再会(須坂新聞)
勤奉隊員の兄保男のこと(呉羽勝正)
二 北支、中支編
激戦の足跡(小口竹治)
太原の補充兵(川合武雄)
北支に転戦して(神田袈裟十三)
洛陽城の攻防戦(呉羽正)
三 南支南海編
南海方面に従軍して(池田順一郎)
満州から沖縄そして台湾へ(呉羽浩)
召集三回除州より南支へ(呉羽喜惣治)
セレベス島での敗戦(呉羽好三)
パレンバンの通信兵(小林高治)
根竹州の負戦と南方への転戦(中島敏夫)
南十字星を回想して(宮沢伝蔵)
トラック竹島の守備(望月義信)
パラオ島の防戦(永井正)
四 内地の戦い
私の生い立ちと戦争(近藤栄)
最後の現役兵として(酒井一郎)
陸軍病院の衛生兵(櫻井達男)
三月十日の思い出(田中大治郎)
敗戦まじかの都市防衛(堀一夫)
千葉の伐木隊員(丸山正志)
海軍のなかの青春(渡辺照慈)
五 銃後の守り
銃後の事ども(池田亀松)
戦争と母たちの涙(唐沢彦三)
疎開児童の白い手と藷めし(神田昭夫)
友軍機の体当り(斉藤栄一)
村の生活と十六才の少年兵(関谷滋雄)
山田スキー場の開墾(関谷茂義)
徴用より兵役へ(田尻裕一)
戦争の中で育ちて(原只吉)
雁田へ学徒動員(佐々木文郎)
朝鮮で終戦を迎えて(丸山忠助)
六 銃後の女性たち
夫と子を亡くして(片山きくい)
名古屋の大空襲(片山静枝)
弟田中九二男と戦艦「山城」他(片山ろく)
相模原の陸軍病院にて(神田てる子)
富士通での青春(呉羽静子)
出征兵士の妻(呉羽福美)
呉羽稔氏の兵暦聞き書(呉羽浩)
二人の兄を悲しむ(呉服光江)
県庁勤務の主人(酒井ふさ)
学童の教師(清水米子)
戦死した若い父(田中勝英)
軍馬の乾草刈り(田中不二亥)
薬師堂解体大修理(林寿恵)
母の祈り(藤井さだ子)
帝都空襲と私の青春(丸山ふさ子)
長野日赤にありて(渡辺とめ子)
戦時下の思い出(田尻よしの)
兄の出征(小林町子)
七 疎開児童と寮母
岩松院での日々(小佐々吟子)
やせ蛙寺の半年(武笠猛志)
学童疎開の思い出(荒川寿美子)
疎開児童と共に(北山よしの)
八 英霊の戦歴と遺書
中佐・関谷栄治英霊とガ島(関谷滋雄)
中佐・片山寛英霊の戦歴(片山治)
先輩・片山寛氏を偲ぶ(池田順一郎)
大尉・渡辺正應の遺書(渡辺照慈)
長沙作戦の詳報(村井権治郎)
渡辺正應君(小林忠夫)
兄正應英霊の思い出(滝沢寿子)
准尉・呉羽巽英霊の遺書(呉羽喜惣治)
軍属呉羽友二英霊(呉羽浩)
英霊の遺言書に接して(中島敏夫)
九 遺影集
編集後記(呉羽浩)