図書センソウ シッテマスカ000051766

戦争知ってますか

サブタイトル1~10
あなたに伝えるわたしの戦争体験
編著者名
板橋大運動実行委員会 編
出版者
日本教育出版サービス
出版年月
1981年(昭和56年)8月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
ix,328p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/I86
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

プロローグ しのびよる軍靴のひびき
昭和金融恐慌のもたらしたもの
満州事変が起こされました
すべての“自由”は圧殺された
国民総動員、一路全面戦争へ
広川正雄さんに聞く
丸山三之助さんの話
 
第一章 私と戦争体験
九死に一生
疎開地でそして東京板橋で
徴兵検査場で見たこと
大軍需工場の片隅で
足の出征
初年平の或る日の空爆
ささやかな喜びも笑いも
東京をあとに疎開地へ
新婚一週間で赤紙
母子六人、父の帰りを待ちつつ
外地サハリンで
原爆と私
十三歳の冬から夏
敗戦のころ
私にとっての八月十五日
北鮮で終戦放送を聞く
戦争と私の歴史
 
第二章 戦禍の子ら
建物疎開と学童疎開が行なわれた
強制疎開を経験して
いまや懐し予科練生活
十六歳の夕焼け空
学童疎開の寮母となって
学徒動員から予科練へ
母子七人ちりぢりになって
昭和一九年の教え子たち
学徒動員の工場でK君が
工場で女学生たちは
あの日、あの頃
五年生の夏、苦しみの始まり
戦争はもうたくさん
 
第三章 炎に追われて
戦争中も前野町に住んでましてね
中学生当時の日記帳から
敗戦前後の想い出
板橋区の空襲とその被害
空襲下の板橋で
一晩に一〇万の焼死体
うずくまったまま母子が死んでいた
三月一〇日前後のことども
四方より火にかこまれし我が街
弟が、そして母が
今日も一日生きのびましたね
五月二〇日の東京大空襲
五月二五日、もしもあのとき
日立工場の空襲で
ピカドン
戦火をくぐりぬけて
板橋区の空襲と当時の役所行政
戦死者の区民葬について
 
第四章 異国の空の下で
中国での敗戦そしてシベリヤへ
奉天で終戦をむかえて
ロスケがやってきた、それから……
ソ連の捕虜生活を経て
中国大陸にとびだした私
シベリヤの抑留生活で
樺太の想い出
戦火に追われた私の青春時代
戦争体験がのこしたもの
 
第五章 焦土から、雑草のように
無事帰還に想う
八月十五日の思い
瀬戸内の村で
平和と飢えと屈辱と
一八年後に「夫戦死」の知らせ
戦後を生き抜いてきた私
各地で「民主化」がめざされました
メーデーを、食料を!
戦時下・戦後の養育院
反戦「川柳」
 
エピローグ 未来をみつめて
平和の使徒として
アンネの薔薇
原爆写真展を見て
 
表紙画(米良武子)
扉カット(伊藤嘉夫)
装幀(天造直子)