子供たちに残す戦争体験
- サブタイトル
- 編著者名
- 新潮45+編集部 編
- 出版者
- 新潮社
- 出版年月
- 1984年(昭和59年)7月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 300p
- ISBN
- 410354001X
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/Sh61
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和57年創刊5月号から昭和56年6月号まで「新潮45+」に掲載されたもの
- 昭和館デジタルアーカイブ
1 空襲・疎開
横浜大空襲の日(瀬谷磯子)
空襲下で出会った少女(長尾和典)
幼な心に残る神戸(森勝子)
「もう、たくさん?」(渡辺峰子)
戦場になった日(知念たま)
空襲下のお手伝い(鈴木智恵子)
御真影のご利益(りやく)(梶野満)
双つの腕(柳川利光)
焼跡のマネキンの列(渡辺桂太郎)
死体収集中学生(岡嶋健二)
僕は呼ばれない(重松邦彦)
疎開先で出会った軍医(永田暁子)
2 戦闘・死
南鳥島の守備隊(秋野耿)
兵長と西瓜(山口正治)
ウェワクへの物資空輸(岸本信夫)
負傷した敵兵との遭遇(玉木繁)
悲しき遺骨づくり(松下徳太郎)
ガダルカナル島の野戦病院(高橋邦安)
ある少年航空兵の死(中川義勝)
ある銃殺(豊田始郎)
中国人捕虜の脱走(神谷稔)
軍法会議、其兵の告白(深谷僖一)
無罪になった曹長(西尾志伸)
捕虜刺殺(玉木繁)
ノロの瞳(高橋正衛)
3 敗走・漂流
「遊兵」になった私(小田亜紀夫)
ルソン敗走(宮本郷三)
セントジョージ岬沖の漂流(梅田正七)
鮫(さめ)の海の大コーラス(金津敏夫)
日本海に漂った四日間(尾崎竹一)
4 抑留・逃走
サマルカンド収容所の墓標(井上寿老)
石鹸(せつけん)と馬鈴薯(ばれいしよ)(千葉光昌)
マニラ収容所への道(皇陸夫)
大浜炭鉱の英人捕虜(藤原勇)
「ベビー、ドクター」(小林千恵子)
ソ連兵の銃口(森和子)
終戦の日、平壌の街で(杉山松江)
三十八度線はまだ見えない(山科多美)
「赤ん坊を置いてゆけ!」(武田律子)
5 従軍・志願・動員
従軍看護婦の母(中市貴美子)
北京第一五二兵站(へいたん)病院(仁科祐子)
能古島(のこのしま)の予科練さん(前田武子)
「赤とんぼ」の墜落(土井慶吾)
十七歳の葉隠(はがくれ)特攻隊員(持田ナミ)
予科練脱出(田原太郎)
ソ満国境の「大根おどり」(小倉厚)
手榴弾(しゆりゆうだん)作りの学徒動員(新井隆夫)
左手の湿疹(安東元久)
6 聖戦・母と子
死んで花実が咲くもんか(黒田義清)
コロッケ先生の変身(山崎正雄)
辻参謀と尾坂与市社長(浅野千代彦)
父さんは「召集令状配達人」(森井和夫)
父の戦争(町山充弘)
呉(くれ)海軍工廠(こうしよう)の熔鉱炉(門脇照男)
ある任務放棄(木本醸二)
没収されたリュックサック(阪本昌子)
三日間の新婚生活(上谷誠子)
「謝謝(シエシエ)」(福島幸子)
空襲下での初産(ういざん)(近藤敏子)
月明りの中の産声(緒方雅博)
炒(い)り大豆と精神注入棒(番城昌弘)
7 ヒロシマ・ナガサキ
列車不通(小堀英男)
きのこ雲を見た(渡辺妙美)
ごめんね、かっちゃん(小柳恵美子)
父帰らず(河野千寿)
8 八月十五日・飢え
昭南放送局の終戦(岸井侃一)
宮城の前で(鈴木アヤ)
万国旗(虎川松郎)
引揚げ夫人の誇りと飢え(梅八重子)
あとがき(山田恭之助)
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