焦げたはし箱
- サブタイトル
- 語り伝えよう戦時下の小田原
- 編著者名
- 戦時下の小田原地方を記録する会 編集
- 出版者
- 夢工房
- 出版年月
- 1992年(平成4年)8月
- 大きさ(縦×横)cm
- 21×
- ページ
- 303p
- ISBN
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/Se66
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
口絵
発刊にあたって(飯田耀子)
わたしの戦争体験
1 小田原にも空襲があった
[小田原空襲の知られざる事実]
小田原は空襲目標にあげられていた(奥住喜重)
小田原空襲は計画されていなかった(井上弘)
[8月13日の空襲]
湯浅電池の空襲(大畑静雄)
新玉小学校の空襲(辻本八重)
[8月15日の空襲]
我が家が焼けた(田口美恵子)
焦げた箸箱(足利裕之)
あの炎を忘れない(飯田耀子)
女手で守った店(佐藤スエ)
不発弾を処理して(小野一男)
敗戦の日の一日(村上武夫)
2 兵士として戦場へ
[兵士として戦場へ]
工兵として中国戦線へ(広瀬正義)
自動車隊の兵士として(山下寅雄)
孫に伝える兵士体験(久保田晴治)
祖父(久保田晴治)に聞き取りをして(黒川澄子)
真珠湾攻撃に参加して(剣持泰助)
[特攻隊として]
予科練をへて特攻隊へ(斉藤友三郎)
通信省航空局乗員養成所から特攻隊要員へ(片岡幸俊)
[銃後の兵士]
徴兵検査風景(小長谷三郎)
敗戦まじかの在郷軍人会(飯田三郎)
3 銃後のくらし
[庶民の日記]
戦争への足音(小長谷三郎)
日米開戦の日のわたし(小長谷三郎)
昭和20年の日記より(奥津とし子)
[銃後の庶民]
図書館員からみた銃後(石井富之助)
長男を戦争でうばわれて(鳥海ノブ)
戦時中の巡査の証言(片倉明文)
材木店を閉めて(高田喜久三)
資料紹介 戦時下の隣組
建物疎開てん末記(船越富美子)
空襲下の通勤(常盤辰蔵)
敗戦を樺太でむかえて(井桁哲子)
4 戦時下の教師と子どもたち
[学徒動員と軍事教練]
教室から軍需工場へ(播磨晃一)
暗い青春(森久保卓)
[戦時下の教師]
青い目の人形 マーチスさんの思い出(露木シズ)
女子師範学校に入学して(金子悦子)
[小田原への学童集団疎開]
食べることに追っかけられて 福厳寺(小田原・中島)(天利俊明)
横浜の児童を受け入れて 東泉院(小田原・久野)(岸達志/長谷川ハツエ)
寂しさに耐えて 桜井国民学校(小田原・栢山)(日景洋子)
学童疎開の引率教員として 酒田村(現開成町)(高田稔)
5 箱根・小田原と外国人
芦之湯で暮らしたドイツ海軍兵士(松坂進)
芦之湯ですごした2年間(フリッツ・マンスフェルト)
仙石原に疎開してきたドイツの民間人(辻内美三枝/辻内とし子)
強羅にあったソ連大使館(坪井せつ子)
戦時下の小田原カトリック教会 マトン神父のこと(下田勝也)
内山に外人収容所があった(片倉明文)
戦争を知らない世代が戦跡を訪ねて
独立記念館を見ざるの記 87年韓国訪問記(尾形修一)
日中戦争をたどる旅から(宮崎章)
シンガポールを旅して(樫村あい子)
広島を訪ねて(渡部京子)
沖縄の戦跡を旅して(鈴木智子)
小田原の戦争碑を歩いて(小俣晴俊)
座談会 戦争を考える
『戦争と民衆』13年の記録 活動のあゆみ
会の誕生
『戦争と民衆』の発行
『戦争と民衆』総目次 第1号~第28号
8月の集会
全国連絡会のメンバーとして
今後の課題
『戦争と民衆』に想う
継続の重みを噛みしめて(奥住喜重)
『戦争と民衆』に寄せて(福田以久生)
一少国民のつぶやき(勝俣淳一郎)
勇気のいる証言の多さに(犬飼忠雄)
地域を掘り起こすことの大切さ(吉見義明)
自分自身を考える材料として(奥津晋太郎)
歴史を教えて思うこと(石黒紀子)
ミニ知識
12月8日と民衆
特攻隊
青い目の人形
女子師範学校
学童疎開
戦時下の外国人
ソ連大使館
外人収容所
あとがき(岡本史郎)
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