北への旅立ち

序文（座馬直樹）
はじめに
第一部　新天地を求めて
一枚のポスター
渡満の決意
郷関を出ず
内原訓練所へ
鉄驪（現地訓練）
一時帰省
屯墾病
凌雲開拓団
汪姉弟
ムーリン河の氾濫
母の小包
慰安婦たち
荼毘の炎
出征
矢嶋署長
東安荘の政枝さん
第十七航空情報隊
　
第二部　シベリヤの果てに
貨車は西へ
ビストレー・ラボータ
鉄道工場
四十二ラーゲル
民主学校
コルホーズ
ノモンハンの捕虜
吊るし上げ
オカ（栄養失調）
カチューシャの唄
ダモイ、ダモイ
ナホトカへ
舞鶴港
坂祝の人々
墓参
旅のおわり
　
あとがき
さし絵（木村七二）