図書目録ニホンジン ノ シュウダン シンリ資料番号:000051714

日本人の集団心理

サブタイトル
新潮選書
編著者名
入谷 敏男 著者
出版者
新潮社
出版年月
1986年(昭和61年)11月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
263p
ISBN
410600318X
NDC(分類)
361.4
請求記号
361.4/I91
保管場所
閉架一般
内容注記
参考文献:p259‐263
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

まえがき
第一章 戦前の指導者と国民
天皇の地位と文官制度
軍人の地位
支配される一般民衆
 
第二章 「指導力」を牛耳った軍部
貧困と不景気の中で
世論操作に成功した軍部
満州事変の世論操作
日中戦争期の世論の統一
太平洋戦争期の世論指導
 
第三章 沈黙の心理と論理
「声なき声」の実態
なぜ国民は黙っていたのか
「声なき声」の爆発
上意下達の心理
日本的「暗黙の了解」
天皇の御発言
対米交渉打切りの伝達
最悪の事態に至っても
 
第四章 「外圧」に対して強くなる集団心理
満州事変で拡大した外圧
中国兵二二万の圧力
火ぶたを切った柳条湖事件
国際連盟脱退に傾く
日中戦争による外圧の拡大
一発の銃声から
米英の仕掛けた圧力
最高潮に達した太平洋戦争期の圧力
ついに「清水の舞台から」
「玉砕」の報に戦意高揚
 
第五章 集団の節操・憧憬とファナティシズム
国家主義の教育
音楽による集団の統一
軍事教練の導入
 
第六章 サディズム、マゾヒズムが罷り通る
同胞に対する残虐行為
異民族に対しても
鬼将軍も童心に帰る
 
第七章 軍国主義から解放されて……
終戦直後にあらわれた戦争責任論
戦争体験の意味
生きつづける集団の論理
 
あとがき

参考文献

図書目録のお問い合わせ

資料の利用については4階 図書室のご利用にあたってをご覧ください。

担当:
図書情報部 図書係
電話番号:
03-3222-2573
FAX:
03-3222-2626