図書ショウワ ムカシガタリ000051712

昭和むかし語り

サブタイトル1~10
データに見る戦前の世相史
編著者名
大島 義郎 著者
出版者
大島義郎
出版年月
1993年(平成5年)6月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
390p,図版8p
ISBN
NDC(分類)
289
請求記号
289/O77
保管場所
閉架一般
内容注記
著者の肖像あり 参考文献:p390
和書
目次


序にかえて
下商魂の真髄を知る
創業期の日満倉庫のあゆみ
 
第一章 戦前の下商教育と郷土の生活
(一)下商編
誇り高き下商校歌
教わった課目
授業料月額四円
教わった先生とニックネーム
スポーツとクラブ活動
卒業時の仲間たち
成績通知表
明専に進学した風変わりな男
アメリカン・ボーイズ下関に
ソロバンに使った割算の九九
教諭から教え子への候文(そうろうぶん)
戦時中の学徒動員
村田謙造―四つ玉ソロバンを創案
教わった先生の出身校
下商野球の忘れ得ぬ選手たち
(二)関門編
いやな下関名物―特高警察
山陽の浜・バナナの叩き売り
興安丸の久保田船長
関釜(かんぷ)連絡船のとりもつ奇縁
浅草の歌手二村定一、下関によみがえる
港町で栄えた豊前田(ぶぜんだ)遊郭
下関の方言いろいろ
要塞地帯の一角だった火の山
酒友戯談
紅石(べにし)山の水野久直氏と大連神社
 
第二章 戦前のよもやま話
月給取りの服装と身だしなみ
昭和初期の物価いろいろ
薬と病気
昔恋しい銀座通り
日本一の歓楽街・銀座
活動写真と映画俳優
この父にしてこの子あり(東海林太郎―東海林和樹)
 
第三章 日満倉庫(東洋埠頭の前身)昔話あれこれQ&A
日満倉庫の創始者・山本条太郎
日満倉庫大連事務所の発足
江波良雄さんの新入社員時代(昭和十年)
社長市川數造の人間像
大連港のボス・広瀬源治
神戸高商同期の両雄(和田恒輔と市川數造)
国を相手どった朝日訴訟
秘書が語る日満本社の雰囲気
江田正男翁が語る川崎勤務時代
 
第四章 家系の中の人々
古武士・宣教師、戸田九思郎の生涯
おふくろさん、あなたは強かった
日本一のジャズ・ドラマーになった男
一枚のハガキの持つ意味
三兄弟の軍歴秘話(大島一郎・大島義郎・大島武郎)
 
第五章 自分史の一こま(ラバウル)
ラバウル収容所にまつわる人間ドラマ
師団参謀長の手紙と不思議な縁
今村大将の序文と文豪藤沢桓夫の書評
歩兵第二百二十九聯隊記念碑
 
第六章 資料編
(一)時代の背景
政治、経済、社会、文化、スポーツ、大衆芸能(はやり歌と歌手)
(二)写真で見る世相の断面
 
後記
あとがき