戦争体験

解説　戦争体験（山田宗睦）
〈馬関戦争〉
馬関攘夷従軍筆記（金子文輔）
〈戊辰戦争〉
薩邸焼討の朝――「勤皇」派の体験（長谷川伸）
一生一話――「佐幕」派の体験（寺沢正明）
〈西南戦争〉
連隊旗争奪（黒竜会編）
〈日清戦争〉
日清戦役時代と予（徳富蘇峰）
〈北清事変〉
戦袍餘塵（田岡嶺雲）
〈日露戦争〉
銃後（桜井忠温）
〈満州事変〉
戦乱の満州から（里村欣三）
ああ満州の大平野（加太こうじ）
〈日中戦争〉
破壊された女（田村泰次郎）
〈太平洋戦争〉
インパール（高木俊郎）
海ゆかば水漬く屍（渡辺清）
〈戦没学徒の手記〉
遺稿　魚雷回天（和田稔）
永遠の別離（宅島徳光）
衛兵整列ササゲ銃（佐々木八郎）
在隊手記抄録（中村徳郎）
〈戦中手記〉
断章日録（中江丑吉）
斎藤茂吉ノオト（中野重治）
〈原爆体験〉
友に助けられつつ（土井貞子）
妻よゆるせ（伊藤勘六）
〈敗戦体験〉
二十世紀最大のパラドックス（丸山真男）
なぜ戦争体験に固執するか（安田武）
めもらびりあ（福田定良）
変身（岡崎満義）
その日の私たち夫婦（井上弥生）
親切だった中国人（生沼つた子）
八月十五日は家族七人の命日（清水美恵子）
みんな死んでしまったのだなあ（小山義子）
〈戦犯処刑者の声〉
科学者の思慮（上野千里）
明日は去りて（木村久夫）
〈戦後の戦争体験〉
ベトナム戦記（開高健）
　
付　戦前の教科書から
「木口小平」
「水平の母」
「一太郎やあい」
「爆弾三勇子」
　
年表