図書ウミ オ ヒラク000051692

海をひらく

サブタイトル1~10
知られざる掃海部隊
編著者名
桜林 美佐 著者
出版者
並木書房
出版年月
2008年(平成20年)9月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
327p
ISBN
9784890632336
NDC(分類)
397.21
請求記号
397.21/Sa46
保管場所
閉架一般
内容注記
参考資料:p324‐325
和書
目次

はじめに
1 対日飢餓作戦
かくして「対日飢餓作戦」は始まった
なぜ日本は敗れたのか
掃海ゴロたちの戦後
劣悪な環境と夜の街
掃海部隊の悩み
 
2 充員召集
機雷と掃海の種類
掃海に使われた意外な船
磁気水圧機雷に挑んだ試航筏隊
引き渡された日本の残存艦艇
 
3 モルモット船
肉弾掃海
試航船乗りの覚悟
 
4 海上保安庁誕生の背景
日本の海の危機
手足を縛られての出発
たった四隻の観閲式
 
5 悲しみと喜びと
待ち望んだ「安全宣言」
嵐と涙の天覧観閲式
 
6 朝鮮戦争への道
仁川、元山上陸作戦
日本掃海部隊へ派遣要請
バーク提督と日本人
日本は「対日飢餓作戦」に敗れたのか?
 
7 指揮官の長い夜
極秘作戦決行!
交錯するさまざまな思い
掃海部隊指揮官の仕事とは……
 
8 特別掃海隊出動!
不安な夜と危険な掃海
MS14号触雷す!
乗組員たちの怒り
能勢隊の離脱
撤退の後始末
 
9 朝鮮戦争の真実
寒くて辛い朝鮮掃海
鎮南浦の掃海
大賀良平の場合
国連軍との微妙な関係
それぞれの朝鮮掃海
元山、その後
ソ連製機雷による被害
 
10 忘れ得ぬ男
弟からの手紙
運命の日
知られざる「戦死」
「靖国で会おう」という約束
靖国神社、苦渋の決断
慰霊・顕彰のあり方は曖昧なまま
「ある女性」のこと
日本の独立を早めた朝鮮掃海
 
11 海上自衛隊誕生前夜
軍隊のようで軍隊でない組織、生まれる
米国の掃海艇に乗って
活躍の場を広げる掃海部隊
 
12 水中処分員の仕事とは?
終わらない、EOD員の戦い
 
13 漁業と掃海
 
14 遥かペルシャ湾へ!
湾岸戦争と日本
窮地に追い込まれた日本
落合群司令とは
難航した要員確保
それぞれの出発
いざ、ペルシャ湾へ!
自衛隊初の海外派遣、その舞台裏
派遣部隊の心の内
いよいよ作戦開始!
機雷の海、緊張の日々
高まる焦燥感
機雷処分に成功!
最年少の艇長
寄港地での出来事
ペルシャ湾で育んだ「絆」
ありがとう、掃海部隊!
 
15 最後の木造掃海艇
日本が誇る、木造の掃海艇建造技術
 
あとがきにかえて 掃海部隊の残したもの
参考資料