図書キズツイタ カンバス ノ モノガタリ000051664

傷ついた画布(カンバス)の物語

サブタイトル1~10
戦没画学生20の肖像
編著者名
窪島 誠一郎 著者
出版者
新日本出版社
出版年月
2008年(平成20年)8月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
208p
ISBN
9784406051569
NDC(分類)
720
請求記号
720/Ku13
保管場所
開架一般
内容注記
和書
目次

愛する戦没画学生たちへ
伊沢洋「家族」――この絵は「空想画」なんです
太田章「和子の像」――何枚も何枚もデッサンして
中村萬平「霜子」――「絵の中には私がいます」
蜂谷清「祖母なつの像」――一枚のイコン画のごとく
片岡進「自刻像」――銃創一つない「ライフマスク」
丸尾至「釣り人のいる風景」――知識は汚い本だとて変りませぬ
小柏太郎「天女の像」――痛まし、戦場のグルメ
興梠武「編み物する婦人」――香月泰男に絵具をわけた男
清水正道「婦人像」――応召をだれにも知らせず
大西博「無題」――リヤカーで絵を運んだ日
佐藤孝「風景」――遺書とよべる何ほどのものはない
西岡健児郎「妻せつ」――夫の姓を一度も名乗らぬまま
小野春男「茄子」――将校にはならぬ、絵を描けなくなるから
桑原喜八郎「少女」――昨日、戦争が終った夢をみたよ
尾田龍馬「宇和島風景」――芍薬のハンカチ
岩田良二「故郷風景」――ぼくは必ず治ります
庄司正「曇り日」――将来は、舞台美術も戯曲も
原穣「坂出風景」――重々しき黙示録
大江正美「白い家」――この絵を治療費のかわりに
川崎雅「馬」――父はまだ生きている