証言 第22集(2008)
表紙絵「原子野―H」(上野誠)
表紙絵のことば『原子野―H』によせて(上野遒)
表紙絵デザイン(松尾覚)
グラビア ヒロシマ・ナガサキ63年
〔卷頭言〕原爆の焦土から立ち上がった不死鳥被爆者たち―証言活動の四十年(廣瀬方人)
特集 長崎の証言運動四十年 非核・非戦の世界を目指して
〔長崎の証言の会・二〇〇八年・座談会〕
長崎の証言運動・四十年―反核運動の歩みとこれからの課題(出席者・内田伯/鎌田信子/濱崎均/廣瀬方人)(進行・森口正彦)(記録 整理・太田千賀子/鎌田信子)
広島平和宣言(広島市長・秋葉忠利)
長崎平和宣言(広島市長・田上富久)
長崎原爆朝鮮人犠牲者追悼早朝集会メッセージ(長崎在日朝鮮人の人権を守る会代表・高實康稔)
原爆被害の全容に迫る―原爆症認定集団訴訟(沢田昭二)
未来への展望(ジョン・メイヤー)
(添付法案)二〇〇八年非核安全保障法―説明のための覚書
証言 語り残し、語り継ぐあの日―消せない記憶
とつぜん光が走った―消えない記憶・私の被爆体験(甲斐田禮子)
遺稿 私の原爆体験記―文と絵で綴った八月九日(山田勝美)
父と娘が語り継ぐ八月九日 青白い光の中で―壁に私の影が映った(池田眞佐子)
遺稿 孫たちへ語り残す八月九日―長崎に原子爆弾が落とされた日(森毅)
工作技術課被爆者名簿作成まで―八月九日から終戦の日、十五日までの記録(森毅)
山里国民学校で救護に明け暮れて(弓井一子)
〔後記〕山里国民学校訓導として生き残り―弓井一子さんの証言「真実を語っておきたい」にたどりつくまで(城臺美彌子)
父の遺体がピンピン跳ねた―松木ハル子・松木紋五郎の被爆証言
平和への誓い/広島(こども代表・今井穂花/本堂壮太)
平和への誓い/長崎(被爆者代表・森重子)
〔声明〕米印原子力協定の締結に反対することを求める声明(長崎の証言の会)
反核・平和運動(国内・国外)問われる六十三年目の夏―反核・平和を求める人たち
地に埋もれた死者たちと向き合う―中国人原爆犠牲者追悼碑建立の意義―(新海智広)
原爆症認定のあり方をめぐって―これでよいのか「新しい審査の方針」―(山田拓民)
被爆者はどこにいても被爆者である(堀川達郎)
国家補償と被爆二世・三世への適用を明記した被爆者援護法の改正をめざして(崎山昇)
第十回国連への高校生平和大使―新たな歴史の一ページを開く若者たち―
新たな歴史の一ページを開いた第一〇代高校生平和大使の活動(平野伸人)
素晴らしい出会いに感動(オルテガ・マリア)
僕たちの活動への期待を受けて(草野昂志郎)
世界規模の活動を誇りに(平井翔子)
行動を起こすことの大切さを学んだ旅だった(笛田満里奈)
旅の終わりは新たな出発だ!(高村千紗)
世代や国を越えて(李建雨)
私のすばらしい経験(プリシラ・ユミコ・フジカ)
真実へとなっていった想い(マルシェロ・クレマー)
被爆者の声に耳を傾けて欲しい(李太宰)
思いを引き継ぎ、人と人をつないで、十一年目への新たな一歩を踏み出そう(山口晃子)
十年目、節目の年に(川副忠子)
〔声明〕核拡散につながる「米印原子力協力協定」発効に反対する声明(被爆者五団体)
二〇〇八年・核廃絶・非戦の世界へ―歩みつづける人たち(編集部)
教育と文化 広がりゆく平和文化の歩み
琴海中学校(諫早市)の平和学習(福島俊也)
福田須磨子の生涯を語る(豊後レイコ)
原爆を投下したアメリカ人を憎いと思わなかったか? パリで被爆体験を語る(廣瀬方人)
高校生平和の旅~ペルー・ブラジル~ 一万本鉛筆の贈呈・署名活動の実施・「アンゼラスの鐘」上映(丸尾育朗)
げんばくしりょうかんにいったよ(古本真白)
〔短歌〕ながきひと日(竹山広)
〔短歌〕原爆・平和の歌 二十首(歌の実短歌会)
〔短歌〕反原爆に燃え尽きし命 十首―原爆詩人福田須磨子に(濱崎均)
〔俳句〕原爆忌俳句―第五十四回長崎原爆忌平和祈念俳句大会作品抄
被爆六十二周年世界平和祈念標語優秀作品(長崎市)
〔二〇〇八・夏・新刊紹介〕
『戦争絶滅へ、人間復活へ』
『赦し・長崎市長本島等伝』
『記憶の光景・十人のヒロシマ』
『汽笛』
『草の根の軍国主義』
『原爆で死んだ米兵秘史』
『詩集・長崎を最後にせんば―原爆被災の記憶』
『希望の平和学―戦争を地球から葬るための11章』
『私たちにできること―高校生一万人署名活動・高校生平和大使』
《資料》
全国被爆者健康手帳交付数等
長崎市被爆者法区分分別表
長崎の証言の会・案内
『証言第二十三集』原稿募集
編集後記(森口正彦)
奥付