図書イチヘイシ ノ シュキ000051610

一兵士の手記

サブタイトル1~10
ホロンバイル平原・河南台奮戦記
編著者名
大谷 健 著
出版者
大谷健
出版年月
1992年(平成4年)6月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
71p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/O84
保管場所
閉架一般
内容注記
折り込図3枚
和書
目次

はじめに
 
1 開戦前の海拉爾
2 白樺の皮から航空燃料を採集する
3 転校生が多くなってきた
4 日本軍の転進、興安嶺へ
5 午前六時半、敵機来襲し爆弾を投下する 八月九日
6 避難民の群が郊外へと続く
7 家族に再会し、無事を喜ぶ
8 海拉爾在満国民学校の最後を見とどける
9 烏合の衆……?避難におくれる
10 すし詰めのトラック故障、圧死した乳呑子を葬る
11 敵の戦車に遭遇、一人ボッチとなる
12 伊敏河を渡河し、再び海拉爾へ
13 午前零時すぎ、硝煙の海拉爾市街を一人さまよい、日本軍に救われる 八月十日
14 初めて見る日本軍の地下陣地
15 最高司令官野村閣下に面会し、敵情を報告する
16 午前四時以降白昼斥候に出て、肝をつぶす 八月十日
17 タコツボ生活はじまる、忘れられない金米糖の味
18 遺言状を書く 八月十一日
19 敵機来襲
20 名簿の作成
21 再び前線へ、内村分隊へ復帰
22 救護隊員の活躍に涙する 国境附近から避難してきた婦女子達 八月十二日
23 敵戦車と対峙する
24 縦横無尽の機銃掃射に負傷者がでる
25 野砲と戦車砲とにみまわれる
26 南門の激戦 肉迫攻撃隊死者八名 負傷者四名 八月十三日
27 破片展覧会で気分転換
28 疲労困ぱい、現実と夢が錯綜する
29 軍馬がはなたれる
30 タコツボからトーチカへ後退する 八月十四日
31 突撃隊編成
32 敵戦車砲弾、トーチカに命中し炸裂死傷者続出する 八月十五日
33 大隊本部に潜伏すること六時間
34 危険!みだれ髪でさまよう日本女性を保護する
35 戦いやぶれ、地下陣地に後退する
36 再度地下陣地へ
37 部隊の編成替があり、地下陣地で一日休養する 八月十六日
38 新たな任務をもらい特六陣地へ、穹口は土のうで封鎖される 八月十七日
39 敵の総攻撃が始まり、特六陣地が包囲される
40 突撃を敢行し、白兵戦を展開する、内村分隊長戦死、壮烈な最後を飾る
41 分隊員全員戦死、我一人生き残る
42 我一人戦場をさまよう
43 苦力小屋に潜伏する、何回か度肝をぬかされる
44 午前一時頃、潜伏していた小屋を脱出する、戦友を見失い再び一人さまよう 八月十八日
45 敵兵と格闘の末、敵の第一線を突破する
46 もぐら戦術か?土を掘って鉄条網を越える
47 合い言葉にいらだちをおぼえ、暴力を振う
48 再び戦闘司令部へ、一大悲報に泣く
 
開戦時の満州国地図
海拉爾附近戦闘概略図
海拉爾二地区(河南台)戦闘概要図