図書センソウ ワ キョウシツ カラ ハジマル000051549
戦争は教室から始まる
サブタイトル1~10
元軍国少女・北村小夜が語る
編著者名
「日の丸・君が代」強制に反対する神奈川の会 編/北村 小夜 [講演]
出版者
現代書館
出版年月
2008年(平成20年)9月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
181p
ISBN
9784768434857
NDC(分類)
372.1
請求記号
372.1/H61
保管場所
閉架一般
内容注記
2006.12‐2007.6に6回にわたり開催された北村小夜氏による連続学習会の講演記録 戦後教育関係年表:p168‐175
和書
目次
まえがきにかえて(京極紀子)
第一回 修身と道徳――より巧妙に、自発的に心とからだがお国に奪われていく(北村小夜)
感想 かつて奪われた「心とからだ」を未だ完全に取り戻せないでいる人一倍の悔しさ(京極紀子)
第二回 音楽 歌い継がれる戦争の歌(文部省唱歌――共通教材)――音楽は軍需品~歌は身に付き、人の心を唆す(北村小夜)
感想 人々の統合のために使われる「歌」の胡散臭さ(志田早苗)
感想 山梨県立日川高校生は今も校歌で「天皇勅」と歌わせられ続けている(佐野公保)
第三回 障害児教育――能力主義を支えてきた特殊教育、支え続ける特別支援教育(北村小夜)
感想 共に生き合う社会は戦争への道に進まない(佐野公保)
第四回 勤評・学力テスト――国家統制が強化されるとき、子どもの分断と教師への管理強化は同時に進む(北村小夜)
感想 偏差値で序列化されることに慣らされた感性は、社会格差を是認する土壌になっている(松本和史)
第五回 学校行事 日の丸、君が代、天皇制――行事を通して浸透する天皇制、戦争遂行体制(北村小夜)
感想 天皇制国家を支える臣民の育成教育はいま(青木裕美)
第六回 軍国少女を生きて――旗と歌に唆され、無知のゆえ侵略者の役割を果たした(北村小夜)
感想 「教育」は人々をつくり変える装置(小園優子)
戦後教育関係年表
連続学習会「戦争は教室から始まる」を終えて(北村小夜)
編者あとがき――戦前と戦後をのり越える道