福井静夫著作集 第7巻
- サブタイトル
- 日本空母物語 軍艦七十五年回想記
- 編著者名
- 福井 静夫 著/阿部 安雄 編集委員/戸髙 一成 編集委員
- 出版者
- 光人社
- 出版年月
- 1996年(平成8年)8月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 449p
- ISBN
- 4769806558
- NDC(分類)
- 556.9
- 請求記号
- 556.9/F76/7
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
第一部 日本海軍の航空母艦
日本の空母――その建艦技術上の秘密
“航母”から“空母”へ
空母の格付け
日本は世界一の空母国だった
開戦を決意させた翔鶴型の完成
わが空母艦名の由来について
航空母艦の第一艦若宮
世界で最初に完成した純空母鳳翔
巨艦赤城と加賀
世界最小の純空母龍驤
理想を貫いた蒼龍と飛龍
難題のすべてを解決した大鳳
改造空母
その他の特殊空母
知られざる主役「軽空母」造艦秘史
改造空母でスタートした世界の空母史
第一次大戦の英国空母
空母の分類
第二次大戦のわが空母建造計画
条約の盲点をつく潜水母艦改造艦
高速給油艦からの改造
米海軍も学んだ日本式軽空母
商船空母の改造技術
海の女王から変身した大型空母
設計図のみのヒトラーの空母
大型高速客船の空母化への利点
船団護衛用の商船空母
連合艦隊の戦力倍増策
海軍が指導した豪華船建造
戦列についた「鷹型」空母陣
空母不沈化への成功と失敗
お国柄でちがう建造思想
危険物の多い空母の艦内
「軽質油」という名の大敵
戦前に実施された対策
ミッドウェーの痛烈な戦訓
泡沫式消火装置の採用
「あ号作戦」における個艦別戦訓
「あ号作戦」後の浮力保持対策
空母飛龍の設計と建造
横須賀工廠建造空母の第一艦
苦心の建造計画
第二次補充計画の二空母
蒼龍型の設計変更
蒼龍型の特長
飛龍に実行された改正
飛龍の建造と改飛龍型の量産
わが空母技術の総決算・瑞鶴完成までの道程
空母建造技術の総力をあげて
空母技術を確立した第三号艦型
神戸川崎に白羽の矢
言語を絶する造船所の苦心
国運をかけた最強空母
空母“翔鶴”進水式の思い出
空母翔鶴・瑞鶴覚書き
一番艦翔鶴よりスマートだった瑞鶴
長さでは大和級の長大艦
典型的なロー・シルエット
赤城・加賀に匹敵する飛行甲板面積
外観より見た特長あれこれ
戦訓による各種の改正
あ号作戦後の徹底的不燃化策
信濃建造の想い出
悲運の巨艦
大和型三番艦として
横須賀工廠あげての突貫工事
大和改型としての第一一〇号艦
第一一〇号艦の工程
建造施設
開戦と工事中止
空母への計画変更
重防御の不沈海上基地
特務艦剣埼と高崎について――空母化を狙った軍機計画
特異な船型
建造工程と計画の経緯
第一状態と第二状態
「剣高」の艤装から完成まで
第二部 日本海軍航空母艦概史
わが航空母艦を想う
わが空母の四つの世界初
英米との技術比較
日本海軍の小型空母
失われた最強の航空海軍
初期の航空母艦
鳳翔
八八艦隊計画の航空母艦
赤城
加賀
龍驤(世界最小の艦隊型空母)
正規航空母艦
蒼龍と飛龍
翔鶴型(翔鶴・瑞鶴)
大鳳と第五〇二一号艦型(大鳳改型)
雲龍型
軍艦改造航空母艦(軽空母)
瑞鳳型(瑞鳳・祥鳳)と龍鳳
千歳型(千歳・千代田)
伊吹
商船改造航空母艦
特設航空母艦の計画
飛鷹型(飛鷹・隼鷹)
大鷹型(大鷹・雲鷹・冲鷹)
神鷹
海鷹
超大型航空母艦信濃
横須賀工廠の大拡張
前代未聞の“軍機”起工式
重防御空母化の決定
戦艦から空母への改造要領
急速工事が招いた不幸な最後
第三部 日本海軍の水上機母艦
日本海軍水上機母艦概史
日本の水上機母艦について
水上機母艦の発足
空母時代の水上機母艦
洋上決戦用の水上機母艦
飛行艇母艦たる水上機母艦
水上機母艦各型について
若宮と高崎
能登呂
神威
千歳型(千歳・千代田)
瑞穂
日進
秋津洲
水上機母艦・甲標的母艦の計画について
第四部 日本海軍空母艦・水上機母艦関係資料
航空母艦(一万トン級)艤装方針について
航空母艦の塔型艦橋と煙突の位置について
あ号作戦前後の対空兵装強化と戦訓改正
あ号作戦後の兵装増備の状況調査
航空母艦大鳳の初期計画艤装大体図について
日本海軍航空母艦・水上機母艦要目表
航空母艦新造時
航空母艦改装、改造時
航空母艦諸計画(参考)
水上機母艦
本書の構成について
写真提供(著者/月刊雑誌「丸」)
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