図書目録ノビ モエル ハテニ資料番号:000051452

野火燃える果てに

サブタイトル
第四次羽陽義勇隊開拓団の記録
編著者名
羽陽拓友会 編
出版者
羽陽拓友会
出版年月
1976年(昭和51年)8月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
8,760,14p,図版16p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/U98
保管場所
閉架一般
内容注記
参考文献:p759‐760
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

序文(山形県知事・板垣清一郎)
 
所訓と太田中隊(元一面坡訓練所訓練部長・三沢一郎)
 
第一部 時の流れと憧れと
霙冒して壮途へ
時の流れと憧れと
霧に浮ぶ望楼
日輪兵舎
最初の食事
入所式と身体検査
点呼、礼拝、やまとはたらき
内原名物駈足
四角のおひつに一汁一菜
霜柱と赤トンボ
内原屯墾病
準幹部訓練生試験
義勇軍綱領
不寝番、巡察、衛兵
小隊長交代(内原先遣隊)
佐藤貞彦幹部赴任
所外訓練出発
開墾、抜根、植民の歌
詩吟、開拓歌と演芸会
大隊勤務
中隊長の灸
大隊長の嘆き
後続部隊到着
軍馬補充部見学
南湖公園と那須岳の噴煙
春の嵐、虱の運動会
日曜日、手紙書
郷土訪問決る
晴姿郷土訪問
太田中隊長負傷
酒田日和山の面会
鳥海山麓の勤労奉仕
遊佐町民泊の一夜
郷土よさようなら
再び内原訓練所
内原特技班
一万二千の大分列行進
渡満準備
梗概満蒙開拓青少年義勇軍
 
第二部 山紫水明の一面坡
遙かなる満洲へ
海行かば船に酔い
広軌鉄道で一路北上
広漠千里の満洲
幻滅の山紫水明
山頂の垂訓
ペチカの壁と紙の天井
義勇隊現地訓練所
一面坡訓練所
晴れて現地義勇隊の一員に
諸岡寮母と寮母制度
現地訓練所の訓練内容
春耕の時期を逸して
鰍入式
満鉄職員との座談会
中隊勤務
二十四時間勤務の衛兵
挨拶はご苦労さんです
早くも特技生派遣
「関特演」勤労奉仕
第一陣、東満虎林へ
第二陣、鮮満国境朝陽川へ
秋作に期待をこめて
豚舎勤務
弥高川畔の賑わい
山麓に燃える蔓
小隊再編成と寮
檜山中隊移行
虫喰われの大根
越冬準備
“偉人なる王”と樹海
弥高山腹の製炭部
押切りで指を切断
融けない雪と凍る大地
教学、教練の季節
ツレーレツローロー
巡廻映画「馬」
意外な日米開戦
それから始まる大根飯
激動の年は暮れて
異境の初正月
骨まで凍る酷寒
糞尿譚「ピサの斜塔」
「ひげ先生」家族招致
シンガポール陥落と我が戦果
沙河鎮匪襲
重岡所長殉職
屯墾病
現実からの脱出
「集団脱走」未遂(1)
「集団脱走」未遂(2)
総本部(特技)勤務
野火燃えて春訪れる
春耕はじまる
実習と本部農事指導員
種播き
三叉路水田
昭和十七年度作付面積(推定)
野盲症、野菜摂取
良いとはいえない衛生状態
松橋三代目所長着任
鈴蘭白く静もりて咲く
落雷本部を焼く
所外からの便り
開拓の武器―農具
炎天下に雑草と闘う
野の花を霊前に捧ぐ
真夏のスケッチ
異国の盆踊り
民の竃は賑わいにけり
今日も南瓜、明日も南瓜、体は黄色
最年長組の徴兵検査
山へ行こう!
大麻と煙草
総本部トラック班
丘の上の貯蔵庫
収穫、調整
製炭部の思い出
氷上の土木作業
二人目の犠牲
武道大会
野田中隊のなぐり込み
屈折したエネルギー
弥高山頂の戦勝祈願
二度目の正月
最初の入営者
非常夜間行軍
冬の教学
冬のカンホージ
冬のスケッチ
「北満の嵐山」一面坡
阿片吸煙所見学
一面坡出張所勤務
一面坡訓練所文化
朝水送り
興隆屯の動物たち
狼と出会う
先輩中隊移行
馬と義勇隊
落語教学奉仕
土田大隊長の算術
「響導訓練所」への移籍
三人目の犠牲
再び巡り来る春
三年目の農耕
八木中隊特別小隊長
測量講習の想い出
農場視察
三股流、長崗見学
十八年度徴兵検査
ハルピンで豪遊?
本部中隊自動班
珍客来了
入植地選定
一面坡訓練所剣道全満一
いよいよ移行準備
ついに暴発
「事件」の真の原因
義勇軍制度の欠陥
見えはじめた曙光
賛歌「籍根の山」
巣立ちの年
雪の朝先遣隊発つ
大訓練所惜別の歌
本隊一面坡を発つ
移行目前に北海道伝習生として
 
第三部 完達山麓の歌声
先遺隊双柳河に入る
先遣隊々長になって
第二次先遣隊合流
本隊入植
仮宿舎天地根元造り
家族という名の班編成
●好!冷水泉子
大平原の野火
仮宿舎焼く(一回目)
二度目は糧秣倉庫も
二方面作戦開始
双柳河の営農
内国開拓団に招待されて
金砂川試験水田
一泊だけの開拓団
開拓団の苦労知らず
残留班の残留
完達を徒歩で越える
団本部々落建設
王福崗で伐採、運材
杏の花ひらり
対外交渉
入植式、神社、拓魂碑
土台づくりと井戸掘
満馬に戸惑う
韮じいさんの饒子と西瓜
思いがけない再会
繰り上げ徴兵検査
こぼれ話いろいろ
雨、降らせ給え!
満馬盗難、水田襲撃?
合同壮行会
大庄内郷中の双柳河
本建築落成祝いと収穫祭
貯蔵庫変じて陥し穴
最上開拓団へ佐藤松五郎
土壁構築
開拓団の勤務者
宝清よいとこ誰言うた
マイマイ・行李盗難
花月館、知らぬは本部ばかりなり
年少者を帰せ!
三年振りの故郷
双柳河の冬
元朝、零下三十度の禊
年長者家族招致の帰国
花嫁を団に迎えて
恨み深し入営通知
奇怪な十三家族の火事
入植二年度の営農計画
非常な大動員
根こそぎ動員
 
第四部 野火の果まで
ソ連軍の進攻
いつの日か帰ると
一変していた宝清
見捨てられていた邦人
追われる鳥のように
婦女子との別れ
声をあげて泣く
軍との連絡が急務
敵弾下の生理現象
伊藤三男行方不明渡部勝雄重傷
団長組の行手に
倭肯屯の惨劇
仏が悪魔に変貌
水藻の下に隠れる
生きられるだけ生きよう
千振の街の近く
再会!ただ涙
弔合戦を果せず
ソ連戦車の響き
道案内人を剌す
一人だけの逃避行
自決も出来ず
情の黍饅頭と馬鈴薯
集結目標二転、三転
日本降伏のビラ
この世の地獄絵
満人部落の日本婦人
命の綱、岩塩
川を挾んで激戦
全員武装解除
渡部勝雄との別れ
死の行進
海林収容所
義勇隊後輩のリックを失敬
シベリヤ送りまぬかれる
牡丹江の収容所
高石とみ、菅まさと逢う
懐しの一面坡通過
ハルピン西本願寺
開拓会館に隔離
どうせ死ぬなら阿城の拓友と
野良犬のようにさまよう
一面坡に近づこうと
山形県人の温かさ
阿部八弥の死
再び三人が入院
政太と隆男望郷のうちに
豚屋の住込み
県公署で殴る蹴る
仮病の胸部疾患
薬屋で子守り
今度は農奴のように
日本人の女の子
うわ言に愛馬、土田昭の死
再び農家へ戻る
八路軍に殴られ気絶
阿城へ帰る、佐藤政夫の死
線香工場と戦捷祝賀会
 
女ばかりの逃飛行
連絡員来る
佐渡開拓団の混乱
佐藤きねさん親子との別れ
川を渡ればソ連の兵舎
中隊長のもぐさ
王福崗鈴木夫妻、山内茂雄との別れ
進路はコックリさんに
菅、高石はぐれる
宝林で遂いに捕われの身に
信じられない敗戦
ソ連兵に連行
海林収容所から新京へ
太田さんと二人で新京を出る
二人とも倒れる
高石とみさんの死
引揚げ
 
佐藤金也、桧山喜五郎の敗走記
佐藤金也胸部貫通銃創の重傷を負う
寝ている真上から爆弾
傷口に動くうじ虫
命をとりとめて
二度目の手荒な手術
白城義開と共に
 
佐藤貞彦幹部帰国まで
敗戦脱走
黒川開拓団
ハルピンへ
きね、満彦と再会
きねの逃避行
満彦、きねの死
狂迷の時
仲鉢の死
双柳河の団員を探して阿城へ
団員との再会
強引に引揚げ手続き
 
冬三月逃亡三百余粁
団を離れていたものの足跡
 
編集後記
 
参考文献
 
トビラカット・佐藤富治郎

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