図書センカンキ ニホン ノ シャカイ シュウダン ト ネットワーク000051265
戦間期日本の社会集団とネットワーク
サブタイトル1~10
デモクラシーと中間団体
編著者名
猪木 武徳 編著
出版者
NTT出版
出版年月
2008年(平成20年)3月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
xi,400p
ISBN
9784757141827
NDC(分類)
361.65
請求記号
361.65/I56
保管場所
閉架一般
内容注記
人間文化研究機構・国際日本文化研究センターの共同研究「戦間期日本の社会集団の相互関係とネットワークについて:政・官・軍・メディア・経済界・教育事業家などを中心に」(2003.4‐2006.3)の主要成果をまとめたもの 参考文献:各章末
和書
目次
序(猪木武徳)
いま、なぜ、「大正デモクラシー」なのか
デモクラシー成塾の要件としての「中間団体」
本書の構成と概略
第I部
昭和天皇・元老・宮中勢力の情報・ネットワークと政治(伊藤之雄)
戦間期日本の政・軍関係――大正デモクラシーと軍事(吉沢英成)
帝国在郷軍人会と政治(戸部良一)
大正期における政治結社――黒龍会の活動と人脈(サーラ・スヴェン)
第II部
キャッスル事件をめぐる「怪情報」ネットワーク(佐藤卓己)
新聞界における社会集団としての早稲田(河崎吉紀)
民族知の制度化――日本民族学会の成立と変容(福間良明)
戦間期日本における知識人集団――黎明会を中心に(武藤秀太郎)
戦間期の法思想と「団体」の理論構成(松田宏一郎)
第III部
戦間期における「財界」の形成(望月和彦)
戦間期日本の銀行間ネットワークと金融システム(岡崎哲二/澤田充)
「声価」概念と工業組合・輸出商――「声価」からみた戦間期の中間組織と中小企業政策(四方田雅史)
小作争議から無産農民学校設立運動へ――木崎村争議をめぐる社会集団の動きについて(猪木武徳)
電気業界関連団体の国民向け啓蒙活動――日本電気協会と家庭電気普及会(伊東章子)
母子衛生政策における中間組織の役割――愛育会の事業を中心に(斎藤修)
あとがきと謝辞
研究会報告者一覧
索引