図書カゾク ノ ショウワ000051247

家族の昭和

サブタイトル1~10
編著者名
関川 夏央 著者
出版者
新潮社
出版年月
2008年(平成20年)5月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
245p
ISBN
9784103876045
NDC(分類)
910
請求記号
910/Se31
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書
目次

i 「戦前」の夜――向田邦子『父の詫び状』と吉野源三郎『君たちはどう生きるか』
平伏する父
稼ぐ娘
ふたつの家の「家長」
「コペル君」たちの東京
「あの人々」への視線
「大衆」の住む家
家族のプライバシー
大事なことはしゃべらない
 
ii 女性シングルの昭和戦後――幸田文『流れる』ほか
女だけの家
向島の生家
「おとうと」をなくした人
「脊梁骨を提起しろ」
父の思い出を書く人
女たちがひとりで棲む街
玄人に伍してみたい
 
iii 退屈と「回想」――鎌田敏夫「金曜日の妻たちへ」ほか
「妻たち」の昭和末
「回想」する彼ら
「回想」しない彼ら
「生まれ育ち」には勝てない
衣食足りて退屈を知る
リバーサイドからベイエリアへ
「昭和」の終焉
 
終章 家族のいない茶の間
 
あとがき