図書ギカイ ノ ハナシ000050955

議會の話

サブタイトル1~10
朝日常識講座;第4卷
編著者名
緒方 竹虎 著
出版者
朝日新聞社
出版年月
1929年(昭和4年)1月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
2,4,280p
ISBN
NDC(分類)
081
請求記号
081/A82/4
保管場所
閉架一般
内容注記
豫約非賣品
和書
目次

第一章 序説
ロシアとイタリー 上
ソヴイエツト政治
中央執行委員會と常任委員會
黨治主義の結論
ロシアとイタリー 下
フアシストの目的
特殊の選擧法
イタリーに自治なし
事實上の專制政治
議會政治否認の聲
ウエルスの議會攻撃
マルクスを惡罵
議會の信用失墜
職能聯邦國
遂に理窟倒れ
職能制の上院
イング僧正の「英國」
議會政治
政治とは何んぞ
ソヴイエツトの油
議會の病弊
 
第二章 議會
議會の起原
ノルマン時代
必要は制度を生む
ロバート・ワルポール
いはゆる内閣制度
我が國の議會
五箇條の御誓文
制度の官僚化した原因
議會の職能
立法協賛權
豫算協賛權
兩院の組織と權限
衆議院の組織
貴族院の組織
兩院の權限
貴族院令
議會内の諸過程
通常議會と臨時議會
議會の會期
議會行詰りの一因
議事は如何にして
議事定足数
議事の公開性
法律案の提出
讀會
委員會
委員會の議事
兩院協議會
建議權と上奏權
決議權と彈劾權
自由の保障
停會と解散
附 兩院の關係
停會は十五日以内
解散の意義
解散の制限
各國の議會
イギリスの議會
フランスの議會
ドイツの議會
ベルジウムの議會
ノールウエーの議會
チエツコ・スロヴアキアの議會
アメリカの議會
 
第三章 議會政治の機構
責任内閣と議會
バジオツト
大臣の責任
總理大臣論
内閣の連帶責任
内閣組織の大命
議會政治の心棒
内閣官制
會期の問題
政治機構の要諦
豫算審査期
暫定豫算制
會期を延長せよ
緊急勅令と緊急財政處分
治安維持法改正の場合
事後承諾
樞密院と軍部大臣
樞密院設置の由來
内閣以上の位置
樞密院廢止論
陸海軍大臣の武官制
増師問題の思ひ出
責任内閣制と連帶責任
樞密院官制抄
政黨内閣へ
黒田總理の超然主義宣
大隈重信の政黨内閣論
藩閥官僚の勢力と政黨
政黨内閣の出現
 
第四章 政黨
議會政治と政黨
政黨の分野
政黨の新定義
政黨と責任内閣
黨治主義は專制
二大政黨か多黨制か
多黨制支持論
二大政黨支持論
傳統の支配力
我が國の政黨 
自由改進の二主流
藩閥抗爭時代
官僚の第三黨
超然主義の倒れるまで
官僚政黨の同化時代
政黨時代來たる
階級的色彩加はる
無産階級政黨
各政黨の綱領
各政黨の政策
政黨の將來
議會制度と階級政黨
政黨の分界線
見逃せぬ政治的傳統
經濟的主張と政黨
政黨對立と形態
國民の前に横はる責任
 
第五章 選擧
選擧の意義
投票は政府を作る
選擧制度の要諦
人よりも政黨を選べ
現行選擧法
選擧法の沿革
階級議會からの解散
年齢制限と缺格條項
被選擧資格
選擧の自由の保障
腐敗行為の防止
選擧運動の取締
變則の中選擧區單票制
選擧の機會均等主義
普選主義に反する諸點
比例代表制
小選擧區單票制
比例代表制とは
解り易いやうに
イギリスの場合
問題の中核
職能代表と地域代表
 
第六章 貴族院改革問題
二院制度の原理
バジオツトの上院制
ブライス委員會の定義
組織についての原理
第一院による選擧
ブライス報告の價値
完全なる結論なし
權限についての原理
金錢法案の場合
普通議案の場合
已むを得ざる結論
我が國の貴族院
保守分子を貯ふ院
議會制度の一大失敗
藩閥官僚の牙城
猫變じて虎となる
原の懷柔政策
貴族院内閣の出現
國民代表の實なし
問題は華族議員
貴族院腐敗の禍因
貴族院令十三條
世界最優越の第二院
貴族院の將來
明瞭なる原則
ノールウエーの上院
アイルランドの上院
ウエツブの上院案
先づ議院法の改正
 
第七章 結言
植民地議會の問題
植民地同胞の參制
同胞參制の方法
經濟會議の問題
經濟的參政
ドイツの經濟會議
國民投票の問題
議會と國民投票
政治教育と與論
言論の自由
與論の構成と新聞
政治問題と選擧
選擧界の肅正へ