大自然科學史 第5卷
序言(原著第三卷)
譯序
一 科學と世界史
二 十八世紀は電氣學の基礎を建設する
二種の電氣の區別
傳導性に關する觀察
ライデン壜
起電機
電氣現象の原因への疑問
空中電氣の研究
避雷針の發明
電氣の化學的・生理學的作用
電壓列
動物電氣の研究
ピロ電氣の發見
電氣感應の發見
電氣力の測定手段
三 熱學の分野における實際的・理論的進歩
蒸氣機關の發達
寒暖計の始め
濕度測定法の發展
熱の本質に關する諸見解
熱の最重要な源泉としての燃燒 氷熱量計
過冷却と氷點降下
四 人爲分類の支配下における博物學
カール・フォン・リンネー
人爲分類から自然分類への移行
五 植物生理學の分野への物理學的方法の擴張
植物の榮養の問題
物理學と生理學
植物榮養とガス體の化學
六 十七世紀に開かれた雌雄説の完成
雌雄説の實驗的根據づけ
雌雄説の解剖學的基礎
雜交實驗
花と昆蟲の關係についてのその後の研究
七 十八世紀における動物學の進歩
下等動物による實驗
顯微鏡的微生物の發見
前成説と後成説
生理學と、その解剖學および醫學に對する關係
八 近世數學とその自然科學との關聯
數學と美術
近世幾何學の確立
解析數學の進歩
九 ボイルによる確立からラヴォアジエによる革新までの科學的化學
氣體の探究
大氣空氣の分析
化學現象の本質への洞察
定性および定量分析の始め
一〇 化學の定量分析時代への歩み入り
ラヴォアジエの研究方法
ラヴォアジエの燃燒現象の研究
最重要な酸化物の性質
燃燒と呼吸
ラヴォアジエ説の普及
化學親和力の諸研究
鹽素の元素的本性の證明
一一 原子説の提唱とその實驗的根據づけ
重量比の不變の法則
倍數比例の法則
原子説の提唱
原子説のその後の建設
プラウトの假説とその反駁