図書セカイ ブンガク ゼンシュウ000050872

世界文學全集 (4)

サブタイトル1~10
ドン・キホーテ
編著者名
セルワ゛ンテス [サアベドラ ミゲル デ] 著/片上 伸 譯
出版者
新潮社
出版年月
1927年(昭和2年)5月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
16,506p
ISBN
NDC(分類)
908
請求記号
908/Se22/4
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
月報あり 非賣品
和書
目次


 
第一篇
第一章には名高い紳士ラ・マンチャのドン・キホーテの人と爲りと平生とを述べる
第二章には工夫に富めるドン・キホーテの初めての門出を述べる
第三章にはドン・キホーテが騎士の位を受けた道化た式の次第を述べる
第四章 旅籠(はたご)を出てからわが騎士の身に降りかかつたことども
第五章にはわが騎士の災難の話が續く
第六章 わが工夫に富める紳士の書庫で牧師補と理髪師とのなした、おもしろくも重大な檢査のこと
第七章 わが天晴の騎士ラ・マンチャのドン・キホーテが二度目の門出のこと
第八章 恐しい夢想せられたこともない風車の冐險に際して、勇敢なるドン・キホーテの得たる吉(よ)き幸運のこと。附(つけた)り、當(まさ)に記録するに足るその他の出來事ども
 
第二篇
第九章では勇ましきビスケィ人と勇壯なマンチャ人との猛烈な眞劍試合が終りを告げておしまひになる
第十章 ドン・キホーテとその家來サンチョー・パンザとの間に取り交されたおもしろい議論のこと
第十一章 山羊飼ひ等を相手にドン・キホーテの身に起つたこと
第十二章 ドン・キホーテと一緒にいた山羊飼ひたちに一人の山羊飼ひが話したこと
第十三章では、女羊飼ひマルセラの物語が他のいろいろの出來事と共に終る
第十四章の中には羊飼ひの『絶望の歌』及び其他の待ち設けざる出來事が挿入してある
 
第三篇
第十五章の中には、ドン・キホーテが殘酷なヤングア人等と出逢つた時に際會した不運な冐險が記されてある
第十六章 自分で城だと思つた宿屋の中で、この工夫に富める紳士の上にふりかゝつたこと
第十七章の中には剛勇なるドン・キホーテと順良なる家來サンチョーとが宿屋で樣々な難儀に遇ふことが收めてある。その宿屋をドン・キホーテは氣の毒にもお城と思ひ込んでいたのである
第十八章にはサンチョー・パンザがその主人ドン・キホーテとなしたる議論並に其他の記すに足る冐險譚が記されてある
第十九章 サンチョーがその主人となしたる抜目なき議論及び主人の出逢うた死骸の冐險その他の著しき出來事ども
第二十章 豪勇なるラ・マンチャのドン・キホーテが世界の如何なる高名の騎士によつて成し遂げられたる如何なる冐險よりも危險を冐して成し遂げたる前例なき前代未聞の冐險のこと
第二十一章は得意の冐險と貴重なる分捕品マムブリノーの兜、及びわが無敵の騎士に起つたその他の事件を傳へる
第二十二章 自ら少しも行きたくないところへ意(こころ)ならずも伴(つ)れ行かれつつあつた十餘人の不運な人々にドン・キホーテが授けたる自由のこと
第二十三章 モレナの山中に於てドン・キホーテに降りかかつた事。それはこの信憑すべき物語に記されてある最も珍奇なる冐險の一つである
第二十四章にはモレナ山中の冐險が續く
第二十五章はモレナ連山に於て、剛壯なるラ・マンチャの騎士の上に起りし奇異なる事ども、及び彼がベルテネブロスの苦行に倣ひしことを取扱ふ
第二十六章にはモレナ連山にてドン・キホーテが優しくも演じたる戀人の所作が績く
篶二十七章 牧師補と理髪師とが彼等の計畫を實行せし次第及びこの偉大なる物語に記載するに足るべきその他の事ども
 
第四篇
第二十八章は同じ連山に於て、牧師補と理髪師の上にふりかかつた奇異なる面白き冐險を説く
第二十九章は戀に傷つけられたる我等の騎士を、自ら課したる烈しき苦行より救ひ出さん爲めに用いられたる滑稽なる手段方法に就いて説く
第三十章は美しきドロテアの述べたる演説、及びその他さまざまの愉快に面白き事柄を説く
第三十一章 ドン・キホーテと家來サンチョー・パンザとのおもしろき議論及びその他の出來事ども
第三十二章は宿屋でドン・キホーテ一行の上に起つた事どもを述べる
第三十三章には、『無分別なる好奇心』といふ小説が書いてある
第三十四章には、小説『無分別なる好奇心』がつづく
第三十五章は赤葡萄酒の革嚢に對するドン・キホーテの勇壯絶烈なる闘ひを述べ、小説『無分別なる好奇心』を完結させる
第三十六章はその宿屋で起つた更に珍らしい出來事を述べる
第三十七章には名高いミコミコナ姫の物語の續きと、其他滑稽な冐險譚が收めてある
第三十八章は文武兩道に關してドン・キホーテの述べた珍らしい演説を記す
第三十九章では捕虜が自分の身の上話や冐險譚を述べる
第四十章には捕虜の物語がつづく
第四十一章には尚も捕虜の冐險譚が續く
第四十二章は宿屋に於けるその後の出來事及び其他數々の知るに足る事どもを述べる
第四十三章には騾馬追ひの面白き物語及びこの宿屋で起つたその他の奇異なる事どもが述べてある
第四十四章には前代未聞の宿屋の冐險が續く
第四十五章ではマムブリノーの兜と荷鞍との疑はしい問題が遂に解決する。尚眞實眞劍に起つたその他の冐險のことども
第四十六章 「神聖救濟組合」等の著しき冐險の終局並びにわが優れたる騎士ドン・キホーテの大勇猛のことども
第四十七章 ラ・マンチャのドン・キホーテが魔術をかけられて伴(つ)れ行かれたる異樣の有樣及び其他注目に價する出來事ども
第四十八章では、件の役僧が騎士物語の問題を論究する。附(つけた)り彼の才智すぐれしことども
第四十九章はサンチョー パンザが主人ドン・キホーテと爲せし抜目なき會話を傳へる
第五十章 ドン・キホーテと役僧との抜目なき論戰。附(つけた)りその他の出來事ども
第五十一章はドン・キホーテ護送中の人々に話した山羊飼ひの物語を述べる
第五十二章 ドン・キホーテと山羊飼ひとの喧嘩。附(つけた)りドン・キホーテが汗を流して目出度き結末に到らしめたる行者等との稀有の冐險