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戦中・戦後を生きて

サブタイトル1~10
山梨県議会活動回想記
編著者名
岡 猛 著者
出版者
山梨ふるさと文庫
出版年月
2008年(平成20年)2月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
276p
ISBN
9784903680132
NDC(分類)
318
請求記号
318/O36
保管場所
閉架一般
内容注記
岡猛県議会活動年表:p254‐273
和書
目次

第一章 戦中・戦後を生きて
北九州で敗戦を迎える
なぜ陸士か
軍人勅諭と靖国神社
卒業して北九州ヘ
敗戦からの再起
中銀争議十一日間のストライキ
警察のスト弾圧と「日の丸」・「軍艦マーチ」
県議会議員に立候補
靖国神社を訪ねる

第二章 山梨中央銀行争議の記録
争議の概要
ストライキ闘争の背景
一九五三年賃上げで成果
労働攻勢に対する防波堤
従組岡執行部を選出
分裂攻撃の激化
リボン戦術で最初の衝突
執行部不信任案を否決
全銀連来援、県労連支援に立ち上がる
全員大会ファンド七十万円を蹴る
分裂派「第二組合」を結成
警察ストを弾圧反動勢力と民主勢力全面対決
従組ストに突入
警察、ピケ隊九名を検束
斡旋案(賃上げファンド九十万円・完全ユニオン)で争議を終結
ペテンによる分裂の固定化
職組「法内組合」ヘ
銀行、職組と完全ユニオンを締結
たたかいの教訓
資料「組織総点検運動の為に」の配布
労働組合の分裂と統一について
スト体制を継続すべき
中銀争議は私の入党の原点

第三章 山梨県議会議員・最初の仕事
岡県議当選県政史上初の快挙
月曜評論―「ある浮動票の不満」
田辺県政唯一の野党
「報酬の返上と条例の改正」―日本共産党、県議会各派に申し人れ
要求完全にみのる

第四章 富士を平和の山に
北富士全面返還・平和利用は県民の悲順
民法六〇四条による北富士演習場返還運勣
なぜ米軍演習場に民法六〇四条か
存続期間は二十年北富士に適用するか
政府統一見解でる 民法六〇四条を北富士に適用
政府の意図は自衛隊への「使用転換」
知事、政府に演習場の返還を求める
知事、条件闘争に転換
契約期限切れ 県有地自動的に返還
神奈川の民主勢力 米戦車輸送阻止
知事、暫定使用協定に調印
県境の戦車道で米M48戦車三台、立ち往生
暫定使用協定に痛打 米軍演習中止
米軍演習阻止で共同行動
県有地を軍事の用に供するな―県民が開かせた史上初の県議会
北富士演習場使用協定締結
県条例改正請求 共・社共闘成らず
県条例改正案は二ヵ条
有効署名二万千三百三十七人
自民党、特別委員会から日本共産党を排除
臨時県議会はじまる自民党、改正案は「違法」と攻撃
岡県議不当な財産管理をつく―「模範林」とは天地の開き
日向美行氏堂々の陳述―県議会の非民主的運営を非難
軍事利用禁止は当然の要求
すでに明治の時代に知事の専決権に規制
行政財産の専決権一定の制限は当然
「管理条例」改正案は否決
県政史上初の共・社共闘による知事選ヘ

第五章 穏池排水機場物語
「盆地・落水の水難所」―穏池
船はくらしの交通手段
穏池排水機場に予算つく―ポンプの能カアップを要求
時間雨量七十三ミリ―右も左もあらばこそ
穏池排水機場建設の由来
建設省抜本的解決に乗り出す
穏池排水機場大明神
「物語」の主人公は水害の被災者自身

第六章 「金環蝕」とのたたかい―望月県政での八年間
はじめに
「保革共闘」で望月県政誕生
『桃李成蹊』に思う
「金環蝕」の十二年
望月県政、一期目の四年間
望月県政、第三期目の四年間

第七章 金丸ヤミ献金の衝撃
天野県政誕生日本共産党は岡・中岡の二議席
千代田湖ゴルフ場問題の顛末
天野知事、ゴルフ場条例の運用基準を見直す
追及第三幕千代田湖ゴルフクラブ、国土法違反無届で買収、一・五ヘクタール
一九九一年六月県議会
市民団体の中止を求める署名五万名を超す
ゴルフ場建設計画に天野知事「不同意」
ゴルフ場の推移と現況
三晴天のへきれき―金丸逮捕、起訴
金丸信代議士、「私の履歴書」で潔白宣言
東京佐川急便のヤミ献金で自民党副総裁辞任
金丸氏、衆議院議員を辞職
脱税容疑で金丸逮捕東京地検特捜部
いまこそ金権腐敗の根を絶て金丸脱税徹底糾明県民集会ひらく
押収資産は金融債三十四億二千余万円、現金十億円、金の延べ板
ヤミ献金は毎年十億円以上
ゼネコンルート
山梨ルートY・K・Iの側近グループが浮上
「サンパーク・アケノ」ゴルフ場問題の顛末
金丸逮捕後の新たな展開(1)
ハワイ・金丸不動産四億四千万円、湘南観光開発関連会社から”安い購入”
金丸逮捕後の新たな展開(2)
前田建設工業・一千万円のヤミ献金疑惑、金丸披告の仲介に謝礼
湘南観光開発が経営破たんで解散
望月県政-金丸支配の利権県政
公正取引委員会、談合を認定
金丸ヤミ献金問題の最大の教訓は国民の願う企業・団体献金の禁止
金丸被告、初公判で無罪を主張
生原被告に有罪判決
金丸弁護団―蓄財の目的は新党結成

第八章 知事選挙 天野(建)県政に挑む
義をみてせざるは勇なきなり
天野県政の四年間―なれあいと談合政治の継続
放棄された「反権力」の旗
天野知事お前もか 建設業界から上納金
「公正」の公約いずこ
設計価格の漏洩こそ談合の根源
司直、談合の深層にメス
陰湿な疑惑知事土産代十万円問題
「土木偏重・ハコ物政治」
節操なき社会党
反天野から天野支持に急変
社会党に金―業界が暴露
知事選挙に立つ
最後の質問は知事選挙の前哨戦
身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ
「しけたかお」に送別の辞
七人の武士たち

岡猛県議会活動年表
あとがき