図書ジョシ ホドウダン000050801

女子補導団

サブタイトル1~10
日本のガールスカウト前史
編著者名
矢口 徹也 著
出版者
成文堂
出版年月
2008年(平成20年)2月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
9,412p 図版2枚
ISBN
9784792360870
NDC(分類)
379.3
請求記号
379.3/Y16
保管場所
開架一般
内容注記
註:各章末
和書
目次

はじめに
序章 女子補導会・補導団研究の目的と構成
本研究の目的
先行研究と本研究の位置
本書の構成

第1章 イギリスにおけるガールガイドの成立と展開
ガールガイド成立前のイギリスの女子青年教育
ボーイスカウト、ガールガイドの成立
第一次世界大戦によるガールガイド運動の変化
小結

第2章 日本における女子教育の成立とキリスト教
学制頒布と女子教育
明治初期におけるキリスト教と女子教育
キリスト教主義学校への明治政府の対応の変化
大正期の女子教育と臨時教育会議
明治大正期における女子教育とキリスト教主義
学校の位置
小結

第3章 女子補導会、女子補導団と四つの女学校
香蘭女学校
プール学院
松蔭女子学院
東京女学館
小結

第4章 日本におけるガールガイド運動の発足
女子補導会発足の経緯
初期の補導会活動
女子補導会の性格
小結

第5章 日本女子補導団への改組
日本女子補導団への改組
『女子補導団便覧』にみる女子補導団の性格
女子補導団の組織と指導者の概要
小結

第6章 女子補導団活動の展開―本部活動を中心に―
ガールガイド運動の国際化と女子補導団運動
「本部日誌」にみる女子補導団の活動―機関誌『女子補導団』(1926―1933)を中心に―
戦時体制下の女子補導団本部
小結

第7章 女子補導団活動の実際―東京地区の動向を中心に―
東京地区の指導者像
東京第1組(a)―香蘭女学校
東京第2組(第1組b)―聖アンデレ教会
東京第3組―聖バルナバ教会、余丁町小学校の余丁町少女団
東京第4組―東京女学館
小結

第8章 女子補導団活動の実際―地方における展開
神戸第1組、神戸国際組―松蔭女子学院(1923―1929)
大連第1組―大連高等女学校(1924―1931)
大阪1組・2組-プール学院(1925―1933)
盛岡第1組―盛岡聖公会(1927―)
大宮第1組―大宮愛仕母学会(1927―)
福島第1組―片曾根村農業公民学校(1929―)
長春第1組―長春高等女学校(1929―1931)
日光第1組・ブラウニー四軒町愛隣幼稚園(1930―)
沼津第1組・ブラウニー清水上聖公会(1931―)
長野第1組―愛シスター会(1931―)
茂原少女会―茂原聖公会(1931-)
草津第1組ブラウニ・第2組ブラウニーマーガレットホーム・平和館(1932―)
久喜第1組ブラウニー久喜児童の家(1932―)
小結

第9章 日中戦争・第二次世界大戦下の聖公会教会と女学校
十五年戦争と中等教育
宗教団体法と日本聖公会
戦時下の四つの女学校―外国人宣教師、教員の帰国
戦時下における学校の組織変更
戦時下における学生標準服の導入
国家総動員法と勤労動員
学校報国隊の結成、女子勤労動員の経緯
小結

第10章 戦前日本の女子教育におけるガールガイド運動の意昧
キリスト教主義女学校における女子補導会・女子補導団の役割
女子青年教育としての女子補導会・補導団の意昧
女子中高等教育の拡大と女子補導団
小結

第11章 戦後ガールスカウトの発足と女子補導団―占領期におけるGHQ・CIEの青年教育政策とガールスカウト―
占領期におけるGHQ・CIEの青年教育政策とガールスカウト
女子青年団体としてのガールスカウトヘの注目
ガールスカウトの発足と戦前の女子補導会・補導団の関係
CIE・地方軍政部によるガールスカウトの組織化
小結

第12章 戦後初期の「婦人教育政策」とガールスカウトにみられる性別教育観の検討
占領期における女性政策と「婦人教育」禁止の経緯
占領期女性スタッフを中心とした「婦人教育」観
戦後「婦人教育」復活にみられる性別教育観の背景
占領期にみるガールスカウトの女子教育観
小結

終章 女子補導団研究の成果と課題
各章の成果
結論と課題
おわりに