図書タイリク オ カケル セイシュン ノ ホノオ000050762

大陸を駈ける青春の炎

サブタイトル1~10
編著者名
海老原 久 著
出版者
王文社(印刷)
出版年月
1991年(平成3年)11月
大きさ(縦×横)cm
26×
ページ
228p 図版1枚
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/E14
保管場所
閉架一般
内容注記
陸士卒業50周年にあたって 非売品
和書
目次

はじめに
序によせて (歩八四会名誉会長・都甲誠一)
(歩八四会会長・石川正三)
(歩八四会事務局長・保立良雄)
(元第九中隊小隊長・肥田一郎)

第一章 刀歴

第二章 出征
出征の準備
中支戦場へ
頼りの綱を断たれる
軍旗を拝して度肝を抜く
早々の杭州出張
湖州の今昔
青春の故郷・杭州

第三章 初陣
作戦のあらまし
初陣の師・一軍曹で開眼

第四章 任官元年・第七中隊付
戦場第一の師・高見沢孝平中尉
病死者を出すな
模範便所をつくれ
軍曹級に職人をつくれ

第五章 江南作戦小隊長の総決算
あらまし
富春江の強行渡河
狙われる将校
終夜敵に応接
●口(えんこう)の戦闘・無血小隊の夢が消える
虹赤の戦闘・第五中隊の健闘
夜間尖兵・敵前廻れ右
敵の本拠・諸曁県城に迫る
聯・大隊長の対立
諸曁県城攻略戦
第七中隊の金鶏山夜間攻撃
独力全山を制す
諸曁東南地区掃蕩戦と転進
諸曁県城撤退作戦

第六章 聯隊旗手
聯隊旗手となる
陸軍戸山学校派遣
内地派遣は嬉しくなかった
☆閑話休題「貧乏少尉とやりくり中尉」
陸軍戸山学校
何を学んだか
戦場直行
第五中隊付となる

第七章 浙東作戦
あらまし
第二期作戦の構想
火蓋を切る村山大隊の奮戦
バトンタッチ
水遁の奇襲・白風嶺の突撃
追撃戦
同期生と友軍相撃

第八章 敵中の合山築城
陽動作戦で無血占領
初日の陣地構築と新市密偵群の活躍
防禦戦闘・山砲対迫撃砲の一騎討
合山占領の功罪

第九章 湖州西方作戦
小隊長最後の作戦
敵中潜入
第三大隊主力の戦闘
大嵐山付近の戦闘
九斗の夜襲

第十章 大隊副官
大隊副官となる
教範の読み方を教わる
慰安所を無くせ
マージャンの音を消せ
鎮長に告訴される
初年兵教育準備

第十一章 第九中隊長となる
着任
着任の訓辞
態勢の確立を急ぐ
訓練の徹底

第十二章 大東亜戦争始る
待ち望んだ二人の男
莫千山占領
☆閑話休題 莫千山「馬占山が生きていた」

第十三章 皖浙作戦
あらまし
皖南地区の戦闘
雪中転進にお正月の夢
紹興地区の戦闘

第十四章 淅●(しゃかん)作戦
作戦は何故行なわれたか
戦場のあらまし
彼我の兵力配置
作戦準備・初年兵の応急教育
戦闘の火蓋を切る
覆面部隊突進
金蘭会戦
衢州会戦の機熟す
師団の攻撃準備
西山寺高地の夜間攻撃
中隊の攻撃準備
局限機動包囲の突撃
第一回逆襲
肥田小隊の出発と第二回逆襲
決死・肥田少尉の救出
大隊の増援と戦果拡張
武藤小隊の武功
殊勲甲永山兵長の戦死
烏渓江への突進と大豪雨
一路広信へ
千秋楽広信城
衢州会戦の論功と感状上申の行方
遂に力盡ききる

第十五章 金蘭第一線異常あり
金華移駐
金華の今昔
石門機動予備隊
石門一四〇陣地の友軍相撃
機関銃を奪回して来い

第十六章 大陸最後の年
元旦の吉凶占い
昭和十八年の展望
聯隊教育主任となる
聯隊教育隊をつくる
昭和十八年度部隊練成要綱
特別訓練隊
特別訓練隊とは
編成
訓練要綱
成果
大陸との別れ
訓練の成果・ドンダン要塞攻撃にみのる
あらまし
鎮目部隊・吉川中隊の攻撃
白兵奇襲か火力強襲か
攻撃計画の大要
攻撃火蓋を切る

附章 私の終戦
陸軍予科士官学校中之条演習隊本部
復員局勤務