図書目録ムラ ノ センゴシ資料番号:000050614

むらの戦後史

サブタイトル
ある百姓の記録
編著者名
新山 新太郎 著者
出版者
秋田文化出版社
出版年月
1986年(昭和61年)2月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
279p
ISBN
NDC(分類)
611
請求記号
611/N72
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
年表:p273‐276
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

序(鶴田知也)
I、農地解放は百姓を変えた
「誉れの家」は日陰者扱い―敗戦で遺族扶助打切り
生臭坊主と戦争未亡人―勇士これでは浮かばれぬ
靴が買えない小作人―裸馬に乗れば罰金
百姓を変えた農地解放―土地を手にして闘い放棄
戦時に耐えた自給自足精神―村の機械屋さんは歴戦の勇士
村民いじめの食管法―密告でとんだ災難の糀屋
葬式の酒はどぶろくで―お布施代にならない保険金
「最上川舟唄」で悲しい別れ―炉の横座に座るには
九年ぶりにシベリヤ帰り―むごい戦争の教訓
*
II、農民組合が起ち上った 
作家鶴田知也との出会い―疎開した文化人との交流
朝鮮戦争を境に変わる日本―農家つぶしの元凶、M・S・A
「青年よ銃をとるな」で起っ―革新候補の信頼感
選挙運動は馬そりに乗って―栗林当選・永之介の死
村長選かつぎだし―農民組合動き出す
茶碗で地酒呑みながら―緊張する選挙事務所
地主さまでない村長さん―村建設へ始動
青年会の文化運動さかん―ついでに嫁ッコ探し
家へ上がりこんだ巡査―村へ来た進駐軍
*
III、苦悩する村―悲劇消えず
酒役人休めばドブロクづくり―弱い物いじめの禁止令
馬が消えた淋しい村―湯沢だけで九八七頭も
次・三男に悲哀の八郎潟干拓―激動の三十年代政変劇
農基法が人間を変える?―遊びに深入り水田担保
満願成就で喜色満面―あいにく春彼岸は大吹雪
高度成長で浮足立つ―複雑、借金して出稼ぎ
二つに一つの選択、耕地整理―つるべ井戸消える
出稼ぎ家族守る会を―前代未聞の減反命令
農村の苦悩・出稼ぎの悲劇―涙で濡れる老母に政治ムチ
年表
あとがき

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