図書目録ホッカイドウ クウシュウ資料番号:000050605

北海道空襲

サブタイトル
一九四五年七月十四・十五日の記録
編著者名
菊地 慶一 著者
出版者
北海道新聞社
出版年月
1995年(平成7年)7月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
339p
ISBN
4893637894
NDC(分類)
916
請求記号
916/Ki24
保管場所
閉架一般
内容注記
引用文献・参考資料:p337‐339
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

北海道空襲について
北海道空襲図
【渡島】
野戦病院さながらの町立病院(松前空襲)
海を背にする平和記念碑(福島空襲)
磯舟で救出に向かう(知内空襲)
天井に残る弾丸の跡(木古内空襲)
機銃弾痕三十八ヵ所の家(上磯空襲)
黒ネコの空襲民話(函館空襲)
「もうわがんねじゃ」と(戸井空襲)
子を抱いたままの若い母(椴法華空襲)
長い海岸線の村で(南茅部空襲)
豪の中で死んだ子ども四人(鹿部空襲)
第二五五列車の遭難(森空襲)
棒ダラを持って死んだ男の子(砂原空襲)
黒岩沖で死んだ二人の漁夫(八雲空襲)
北海道一の鉄道の町で(長万部空襲)
*
【胆振】
赤十字非攻撃を冒した襲撃(伊達空襲)
死者たちの泣く声(室蘭空襲・艦砲射撃)
四発の爆弾投下される(登別空襲)
五寸釘をにぎりしめて(白老空襲)
砂浜を赤く染めて(苫小牧空襲)
機関車に機銃弾(追分空襲)
浜厚真の梅で兄弟の遭難(厚真空襲)
鵡川鉄道のそばに(鵡川空襲)
*
【後志】
墓地に立つ木碑(寿部空襲)
わきたつ岩内の海で(岩内空襲)
水田の中に大穴(共和空襲)
わかめ採りから逃げ帰る(神恵内空襲)
父に代わって母娘で訪問(積丹空襲)
鉱石積み込み中の汽船に(古平空襲)
水産試験場が目標に(余市空襲)
犠牲者ゼロから三十三人へ(小樽空襲)
*
【石狩】
埋もれていた丘珠の死傷者(札幌空襲)
炭焼きがまに機銃弾(千歳空港)
木製戦闘機製作所攻撃される(江別空襲)
十本の松葉杖(石狩空襲)
埋もれた墓標(厚田空襲)
爆風で窓ガラス飛ぶ(浜益空襲)
*
【空知】
コークス工場の煙突めがけて(由仁空襲)
タンク落下で大さわぎ(岩見沢空襲)
*
【日高】
曲がらないひざを抱えて(えりも空襲)
御真影を守るために(様似空襲)
弟二人の荼毘(だび)の煙(浦河空襲)
金比羅神社の慰霊碑に(静内空襲)
海に消えた兄弟漁夫(新冠空襲)
豊郷駅前での死者は(門別空)
*
【留萌】
道もない雄冬の集落に(増毛空襲)
葬式の仏壇に上げた餅(留萌空襲)
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【川上】
若い女教師の遭難(富良野空襲)
二十歳女教師の負傷(美瑛空襲)
兵士の犠牲者はあったのか(旭川空襲)
補助タンク田んぼに落下(鷹栖九州)
グラマン、貨物列車を襲う(比布空襲)
*
【十勝】
一壺となりし子を抱き(広尾空襲)
玄関先で銃弾を受ける(大樹空襲)
一人の負傷者があった(更別空襲)
女子防空監視硝員(浦幌空襲)
娘を失い傷を負った母(豊頃空襲)
マッチ棒のように飛んだ原木(幕別空襲)
キソさんが願ったもの(帯広空襲)
蒸気機関車八六三四号(池田空襲)
農作業中の母娘が(音更空襲)
死者四十人、灰燼と化した町(本別空襲)
ただ一人の負傷者は(士幌空襲)
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【網走】
タコツボで死んだ六人の少年兵(網走空襲)
古樋駅助役の不幸(小清水空襲)
ハマナスの陰で死んだ幼児(清里空襲)
鉄橋攻撃される(斜里空襲)
*
【釧路】
母は鉄道官舎で(春別空襲)
水が欲しいといいつづけて(白糖空襲)
教師と子どもたちの受難(釧路空港)
別保炭山の長屋で(釧路町空襲)
五十年目の弔辞(厚岸空襲)
二十歳の生涯を終えた娘(浜中空襲)
雄別炭鉱鉄道の銃撃で(阿寒空襲)
機関士殉職の墓標(標茶空襲)
*
【根室】
四十人の犠牲者が出た防空壕(根室空襲)
西春別駅前地区に爆弾(別海空襲)
衛生一等兵の名前(中標津空襲)
弾痕を残す柱時計(標津空襲)
北海道空襲地を歩いて……あとがきに代えて

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