図書カナシキ カシマダチ000050402

哀しき鹿島立ち

サブタイトル1~10
ミ二七・ヒ八一船団の記録 抜粋資料
編著者名
陸軍兵器学校第六期火工科八区隊四期生遭難記録資料作成委員会 [編]
出版者
陸軍兵器学校第六期火工科八区隊四期生遭難記録資料作成委員会
出版年月
2008年(平成20年)3月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
382p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/R42
保管場所
閉架一般
内容注記
非売品 引用した参考文献資料:p381‐382
和書
目次

◇まえがき

◇哀しき鹿島立ち指導生徒甲斐重行殿を偲んで(陸軍兵器学校第六期火工科・三富三郎)

◇陸軍兵器学校海没戦死者・生存者名

◇第二十三師団配属陸軍工科・兵器学校出身者名

◇ミ二七・ヒ八一・ヒ八三・ミ二九船団編成と乗船区分

◇輸送船団の動向と被災の概要
ミ二七船団の動向
ヒ八一船団の動向

◇東シナ海におけるアメリカ潜水艦群の動向
狼群作戦と六隻が潜行待機
アメリカ潜水艦の電子兵器

◇陸軍兵器学校生手記
済州島沖における遭難記(陸軍兵器学校第四期 鍛工科・福山清臣)
散り征きし戦友を憶う(同 鍛工科・大谷好正)
戦争は運争だ九死に一生(同 火工科・西本武実)
沖縄県民と共に死闘(同 鍛工科・宮田泰三)
皮肉な運命に生かされる(同 電工科・金谷大八)

◇ミ二七船団関係者報告手記(日本郵船・江戸川丸一等航海士・和田征臣)
先ず空の見えるところに出ろ(船舶砲兵第一聯隊江戸川丸船砲隊長・鈴木秀夫)
延喜丸戦闘報告書(一部抜粋)

◇ヒ八一船団乗船部隊・学校生存者手記

◇第二十三師団(旭兵団)
歩兵第七十四連隊あきつ丸で遭難(歩兵第七十二連隊通信中隊長・鈴木昌夫)
魚雷三発!あきつ丸の最後(歩兵第七十二連隊通信中隊・吉武熊彦)
師団司令部・摩耶山丸と共に(第二十三連隊司令部管理部・宿利実)
あきつ丸わずか三分で沈没(歩兵第六十四連隊・田上大五郎)
第三悌団・江ノ浦丸で(第二十三師団兵器部技術曹長・石井清栄)

◇村松陸軍少年通信兵学校生手記
亡き戦友に捧げる(村松陸軍少年通信兵学校第十一期・村田寅男)
あきつ丸遭難から救助まで(同・金子博)
軍歌を歌って漂流二十四時間(同・間橋国司)
出港直前あきつ丸輸送指揮官に(陸軍少年通信兵学校輸送指揮官・岡田要)

◇陸軍少年重砲兵学校生手記
繰り上げ卒業の十五名は台湾へ(陸軍少年重砲兵学校第二期・伊藤寛)
レイテ上陸兵団と共に(同・藤森嘉美)

◇陸軍少年戦車兵学校生手記
五島の海は冷たかった(陸軍少年戦車兵学校第五期・友利恵徳)

◇陸軍少年野砲兵学校生手記
泥水すすり草を咬み(陸軍少年野砲兵学校第二期・細尾光一)
全弾打ち尽くし薄れゆく意識の中で(同・門坂虎男)
海没に負けずルソンで戦う(同・上嶋充)

◇陸軍少年高射兵学校浜松分校生手記
亡き友を偲んで(陸軍少年高射兵学校第二期・伊久間信夫)
レイテ輸送船団の悲劇から(同・堺義光)
比島のジャングルを彷後(同・大槻一郎)

◇ヒ八一船団関係者報告・手記
あきつ丸船砲隊長として(船舶砲兵第二聯隊あきつ丸船砲隊長・冬木兵三郎)
艦隊付属洋上給油船として(艦隊付付属給油船みいり丸一等航海士・市村愛三)
旭兵団(第二十三師団)ルソン島転戦記(工兵第二十三聯隊第二中隊長・落合秀正)

◇第二十三師団北部ルソン島戦死傷数調

◇陸軍船舶(暁部隊)砲兵聯隊
輸送船自衛のため戦う船舶砲兵
陸に上がった船舶砲兵第二聯隊の最後(陸軍船舶砲兵第二連隊中隊長・駒富真七郎)

◇陸軍海上挺進隊(漁労隊)

◇戦時における船員
船舶の消耗激しく比島向け船団の中止

◇船団派遣と繰り上げ卒業の背景
致命的なフィリピン作戦の転換
輸送船増徴の具申・決定

◇捷号作戦の策定と最高戦争指導者会議
サイパン島を死守せよ
「絶対国防圏」の崩壊と東条内閣総辞職
「捷号作戦」策定と大本営
聯合艦隊「捷号作戦要領」を発令

◇「絶対国防圏」の崩壊と「捷号作戦」発動
一撃爾後講和主義が特攻を加速
米軍の基礎戦略
日本軍の基礎戦略
「あ」号作戦の策定と発令

◇船団護衛と海防艦

◇陸軍船舶戦争 概説(松原茂生)

◇船団発航前後の大本営陸海軍の動向
台湾沖航空戦
レイテ沖海戦
レイテ島の地上決戦
海軍神風特別攻撃隊
比島戦における日本軍の損害

◇アメリカ潜水艦の電波兵器
日本海軍のアウト・レンジ作戦
米軍レーダー「CICシステム」
世界レベルの日本「キヤビナティ・マグネトロン」
米軍VT信管(近接信管)の開発装置
幻の日本秘密兵器「有眼信管」
※用語解説
戦時標準船
配当船
輸送船団名称
MT船(陸軍特殊輸送船)

◇あとがき