パール判事
- サブタイトル
- 東京裁判批判と絶対平和主義
- 編著者名
- 中島 岳志 著
- 出版者
- 白水社
- 出版年月
- 2007年(平成19年)8月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 309p
- ISBN
- 9784560031667
- NDC(分類)
- 329
- 請求記号
- 329/N34
- 保管場所
- 開架一般
- 内容注記
- パール判事の肖像あり 引用・参考文献:p306‐309
- 昭和館デジタルアーカイブ
序章
箱根
靖国神社、映画「プライド」、小林よしのり『戦争論』
*
第一章 前半生―法学者として
生い立ち
法学者の道へ
イギリス植民地支配とヒンドゥー法
長子相続法の研究
ヒンドゥー法の歴史研究
ガンディー主義への共鴫
ガンディーの日本批判
「国際社会」へのまなざし
*
第二章 東京裁判
終戦
極東国際軍事裁判所憲章 と起訴状
インド人判事の選出
開廷
管轄権に対する動議とパールの来日
文明の裁き
次々に登壇する証人
パールの辞任要求
度重なる欠席
個別意見書の提出
*
第三章 パール判決書
反対意見書
裁判所の構成の問題
通例の戦争犯罪
どの戦争の犯罪を裁くのか?―管轄権の範囲の問題
罪刑法定主義の原則―事後法という問題
裁判所憲章の性質
戦争は国際法違反か?
魔法にかけられた冒険者
連合国の欺瞞
世界連邦の理想
原爆投下は国際法違反か?
共産主義批判
共同謀議という問題
張作霖爆殺事件
満州事変と満州国建国
帝国主義の時代
日米開戦への道
日本の指導者は「過ちを犯した」
「厳密なる意昧における戦争犯罪」
南京虐殺
戦争中の残虐行為
俘虜の虐待
勧告
*
第四章 パール判事へのまなざし
裁判後の反響
帰国後の活動
田中正明『日本無罪論』と吉松正勝『戦史を破る』
下中禰三郎
世界連邦運動
パールの日本招致
*
第五章 再来日
再び東京へ
興亜観音
大川周明との会見
再軍備批判
ボースの墓参り
戦犯釈放
ガンディー主義と平和憲法
朝鮮戦争批判
戦後日本への憤りと失望
世界連邦アジア会議
原爆慰霊碑への批判
「大亜細亜悲願ノ碑」
信仰と平和
*
第六章 晩年
国連での活躍
三度目の来日
トインビーと文明論
田中正明『パール博士の日本無罪論』
四度目の来日
無言の演説
NHKでの収録
最後のメッセージ
*
終章
息子の怒り
利用される「パール判決書」
絶対平和主義者・パール
*
あとがき
引用・参考文献
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