図書Nキョウ 80ネン ゼンキロク000050357

N響80年全記録

サブタイトル1~10
編著者名
佐野 之彦 著
出版者
文藝春秋
出版年月
2007年(平成19年)9月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
323p
ISBN
9784163685908
NDC(分類)
764
請求記号
764/Sa66
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
肖像あり 主要参考文献:p323 NHK交響楽団80年年表:巻末
和書
目次

プロローグ

【第一章】 新交響楽団の旗揚げ
軍楽隊と宮内省の伶人
山田耕筰と近衛秀麿の登場
第一回定期演奏会
「コロナ事件」
陸続する大物演奏家たちの来日
近衛秀麿との訣別
ローゼンストックの就任

【第二章】 迫り来る戦火
戦時統制下にて
紀元二六〇〇年奉祝交響楽団の結成
戦争への協力
有馬大五郎の登場
ユダヤ人への風当たリ
「ヒコクミーン」の野次
焦土に鳴リ響く『歓喜の歌』

【第三章】 焦土からの復活
戦後初演は『英雄』
楽員の穴埋め
占領下での殺人スケジュール
暗闇の中での名演
レッサー少佐のショパン
尾高尚忠と山田和男
恐怖の『春の祭典』
尾高尚忠の過労死

【第四章】 NHK交響楽団の誕生
新響からN響へ
指揮者クルト・ウェス
外国人音楽家の来日ラッシュ
ジャン・マルティノンの神業
カラヤンとの濃密なとき
カラヤン、パワーの顕現?
エッシュバッハー、驚異の耳

【第五章】 オペラの薫陶
第一回イタリア歌劇団公演
デル・モナコの絶唱
西洋芸術の粋
ロイブナーの温かい記憶

【第六章】 試練のとき
カラヤンの仮病
シュヒターの特訓
指揮台脇の酒瓶
伝説の人、ストラヴィンスキー
チェコ・フィルの初来日
日本全国”居酒屋列車”の旅

【第七章】 世界を舞台に
「世界一周演奏旅行」の恐怖
インド、トラブルの宝庫
モスクワ滞在十三時間
大指揮者との遭遇
ウィーンでの立ち往生
日本民謡が引き起こした熱狂
ベルリン・フィルの歓待
「タクアンの缶詰」泥棒
大きな一歩

【第八章】 三人の名誉指揮者
フルネとボスコフスキー
アンセルメの来日
小澤事件
サヴァリッシュ登場
大物、カイルベルト
スラブの怪人・マタチッチ

【第九章】 空前のN響ブーム
ワルベルクとブーレーズ
海外公演での災難
交通渋滞を乗り越え
スウィトナーとの相性
鬼将軍、ホルスト・シュタイン
膨れ上がる会員数
ブロムシュテットとゾンダーマン
完璧主義者、ギュンター・ヴァント
若杉弘の初登場
呪われた『オランダ人』

【第十章】 音楽監督の誕生
音の魔術師
”デュトワが指揮するオーケストラ”
朝比奈隆の再登場
ミラクルの連続

エピローグ
あとがき
付録・NHK交響楽団80年年表