「再検証」南京で本当は何が起こったのか
- サブタイトル
- 編著者名
- 阿羅 健一 著者
- 出版者
- 徳間書店
- 出版年月
- 2007年(平成19年)10月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 327p
- ISBN
- 9784198624309
- NDC(分類)
- 210.7
- 請求記号
- 210.7/A61
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 地図1枚:上海派遣軍と第十軍の南京までの経路 主な参考資料:p312‐327
- 昭和館デジタルアーカイブ
まえがき
第1章 蒋介石の宣伝戦に完敗した日本軍
たちまち世界中に広まった「日本の残虐さ」
「南京虐殺」も中華民国の国際宣伝のひとつだった
日本軍の暴行を訴える市民はほとんどいなかった
「この種の裁判には蒋介石総統の意見も入っていた」
*
第2章 こうして南京事件は東京裁判に持ちだされた
しきりに宣伝された「日本人の残虐性」
宣教師全員が南京虐殺の宣伝に尽くした
戦闘中の宣伝がそのまま持ちこまれ、仕返しがなされた
*
第3章 東京裁判にきた宣教師はなにを証言したか
「証言」は体験に基づいたものではなかった
「二十万人以上の殺害と二万件の強姦事件」
宣教師たちがつくりあげた虚偽の「数字」
*
第4章 松井大将はどんな罪を認めたか
松井大将に下された「デス・バイ・ハンギング」の判決
綱紀粛正の命令を出していた松井大将
計画的なあるいは大掛かりな虐殺は絶対ない
中国人を慈しむように訓示してきた軍司令官は死を受けいれた
*
第5章 なぜ危険な安全区が南京につくられたか
中国を啓蒙しようと戦場にとどまった宣教師
安全区に隠れた中国軍
宣教師を南京にとどまらせた本当の理由
*
第6章 広田弘毅外務大臣を死刑台に送った報告書
広田外相を不利な立場に追いやった東亜局長の証言
事実の裏づけがなかった報告書
広田弘毅を絞首刑にした「虚偽の報告書」
*
第7章 三人の日本人をだましたイギリスの新聞記者
「南京虐殺」裁判を左右した一冊の本
中国と一体となってつくった宣伝文書
日本人を巧みにだましたイギリス人記者
*
第8章 ベストセラーの元祖「旋風二十年」はなぜ南京事件を書かなかったか
一冊の本が張作霖事件の真相を知らせた
南京事件については一行も書かれていない
記録すべき特別な事実がなかった「南京事件」
*
第9章 南京陥落を報じた欧米特派員の正体
きわめて偏っていたアメリカの報道
二千五百万人が見た「やらせ」の写真
中国に同情的だった特派員の報道
虚報だった「台児荘」中国軍大勝
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第10章 日本を代表する戦史家児島襄をだました史料
日本人のあいだから消えた「南京攻略」
整合性のまったくとれない史料
南京事件を解明できなかった「理由」
ありえない事件だから解明できない
*
第11章 二十三年問、南京事件が報道されなかった理由
新聞に載ることのなかった南京事件
なぜ朝日新聞だけが南京事件を報じたのか
誤報を訂正しなかった各紙
裁判で負けた朝日新聞の南京事件報道
*
第12章 中国人も知らなかった南京事件
南京事件について何も語らなかった周恩来
中国共産党にとって重要なのは日本軍の三光政策
中国政府が公式に決めた「三十万人虐殺」
日本人が「やぶへび」をつついた南京事件
*
主な参考資料
主な証言者
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